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スレッドNo.256

年末年始ひきこもり用に本を調達

>きしむ政治と科学 コロナ禍、尾身茂氏との対話(牧原出)
>1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録(尾身茂)
https://www.amazon.co.jp/dp/4120056775
https://www.amazon.co.jp/dp/4296202553/
 あの当時を振り返って検証……するわけでもなく居酒屋でダベる程度の内容。
 例の「重症者85万人、死者42万人」のデータにしても、当時としては数理モデルを使って提言したことが画期的だったって説明してるけど、その数理モデルが実用に耐えなければノイズでしかないんだよなぁ。


>「経済成長」の起源(マーク・コヤマ)
https://www.amazon.co.jp//dp/4794226691
 「なぜイギリスで産業革命が起きたのか?(なぜ他の国や地域で起こらなかったのか?)」を検証した本。
 結局のところは玉虫色というか消去法というか、わかりやすい決定的な理由はないっぽいですね。色々な複合要因って感じ。そんなわけで眠たい話がずっと続くんだけど、イスラム圏の発展が止まった理由について紹介されていたりするのでその点では参考にはなったかな。イスラム圏ってあまり語られないから(苦笑)

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 経済状況の変化に対応する点では、イスラム法はどちらかといえばのんびりしていたと(アメリカの政治学者)クランは言う。ただ、それは宗教上の理由からではなく、単に商業に関連する法律を変えようという意欲が乏しかったからだ。その典型が相続と共同経営に関するイスラム法である。イスラムの相続制度は当時としてはきわめて平等で、女性にも遺産の相続が認められていた。
 また、多数の相続人があらかじめ定められた方式で決められていた。経済成長にとってこれが重要だったのは、共同経営を左右していたからである。イスラムの共同経営は、パートナーの死後、共同関係を解消することになっていた。理屈としてはふたたび結成することは可能だが、そのためにはパートナーの相続人のほぼすべてが協力しなくてはならない。だが、相続人の誰かが金銭的な窮地におちいった場合、その相続人は共同経営の資産の精算を求めることができ、この場合、関係する者全員がそれに巻き込まれてしまう可能性があった。

 このような場合に備え、ムスリムの商人や実業家は、共同経営は小規模なままにとどめ、経営期間も限定していた。理由ははっきりしている。パートナーが増えれば増えるほど、あるいは提携期間が長ければ長いほど、パートナーの一人が死亡し、共同経営が解散に追い込まれる確率が高くなるからだ。さらに重要なのは、このような制度だったので、共同経営に関する法律を変えようという要求があまりなかった。ヨーロッパでは事業の取り決めがさらに複雑になり、とりわけ交換可能な株式の導入、法人という形態の普及が進む一方で、イスラム世界では法律の改正を求めるインセンティブはほぼ皆無だった。事業が意図して小規模なままであれば、会社の拡大に役に立つ株式や法人のようなものは思いつくはずもない。
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 あとは宗教エリート層が幅を利かせていたことも要因としてあるようですね。これは宗教的にガチガチだったというより、宗教が政治や既得権益の維持に利用されたようです。


>神戸女学院大学名誉教授
 この程度でも大学教授になれて、この程度の本でも出版できてアマゾンレビューでも概ね高評価もらえるんだから世の中ちょろくて甘いよね。良い時代じゃん。皮肉抜きでそう思うよ。


>「わざわざ塾に通っている以上雑談や雑学は一切不要~」と要求する一部の生徒
 それはどちらかというと、余計なことするな、空気読めよ的な発想じゃないかなぁ(苦笑)

編集・削除(編集済: 2023年12月28日 08:06)

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