MENU

スレッドNo.270

「女の子は誰でもプリキュアになれる」は2012年春映画のキャッチコピーですが

 今や隔世の感がありますね〜。本シリーズで一気に中学生男子・新成人・赤ん坊と来て、次シリーズでは遂に動物にまで枠が拡大する訳ですから。まぁ過去には人工物(アンドロイド)や宇宙人ですらプリキュアになった前例もありますから、今更驚くようなことでも無いんでしょうが。

 さて、そんな初物尽くしだったシリーズも無難に終了し、来週からは改めて「本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます」でしょうか(なお愛妻は本シリーズでプリキュア視聴を引退する模様)。


>今週の読書

◆◆◆
「成瀬は将来何になるの?」
「前に近所の小学生にも同じことを訊かれたのだが、なぜ他人がわたしの将来に関心を持つのだろうか」
◆◆◆

 天下は取らないまでも滋賀県知事ぐらいは手中に収めそうな勢いを感じる…そんなご当地作品の続きが出たので早速買い求めて、一気読みしてしまいました。
 https://www.amazon.co.jp/%E6%88%90%E7%80%AC%E3%81%AF%E4%BF%A1%E3%81%98%E3%81%9F%E9%81%93%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%8F-%E5%AE%AE%E5%B3%B6-%E6%9C%AA%E5%A5%88/dp/4103549521

 このテの続編は一作目を超えられないのが定番かと思うんですが、どうしてどうして、成瀬の無自覚の暴走振りは(大学生になって)更にパワーアップしていましたわ。周囲の人々を翻弄しその渦に巻き込まずには置かない人たらし振りにも拘わらず、台風の目そのものである当の本人はそれこそ「どこ吹く風」とばかりに、相も変わらず泰然自若としたものです。前作同様に彼女の行動一つひとつは常人の予想を裏切ってばかりですが、現実にもあり得そうなギリギリのエピソードを紡いでくる作者の絶妙な匙加減のおかげでリアリティ溢れる筋立てになっていました、これは映像化待ったなしですね(笑)。ただ成瀬の「新たな犠牲者」となった新キャラが多数登場した分、前作ヒロインの島崎の存在感がやや希薄になってしまったのが個人的にはちょっと残念かな。

編集・削除(編集済: 2024年01月29日 21:53)

ロケットBBS

Page Top