何かプリキュア以外は辛口おじさんになりつつあるな
>イギリス貴族
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各地の「お殿様」ともいうべき爵位貴族や裕福なジェントリたちは、彼らの所領とその周辺の都市部において大なり小なり、このビュート侯爵家(注:やり手の実業家であると同時に熱心な慈善活動家でもあった)と同じような活動を展開していたのである。イギリスでは、16世紀から18世紀にかけては議会政治の発展もあり、爵位貴族もジェントリも議会のあるロンドンに居を構え、田舎に帰らない場合も多々見られた。ところが18世紀後半からの交通手段の発展もあり、彼らは自身の所領に巨大な屋敷を建て、そこを拠点に地域の人々との交流や、慈善活動に精を出すようになったのである。
1880年の段階でイギリスには580人の貴族がいた。このうち431人が貴族院に議席を置き、残りはスコットランドやアイルランドの貴族の爵位のみを有するものたちだった。(略)貴族院に議席を有する爵位貴族の数はここ100年足らずで2倍近くにまで増加した。さらに貴族のすぐ下には准男爵が856人もいた。
それでもイギリスでは貴族の数はヨーロッパ各国に比べてかなり少ないほうだった。同時代において、プロイセンには2万、イタリアには1万2000、オーストリアには9000もの貴族がおり、なんとロシアに至っては100万人以上の貴族がひしめいていたのである。(『貴族とは何か』)
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それだけ集約されていれば財力も相当なもの。領地と密接していたってのも日本とは異なる部分ですね。といってもイギリスもこの後に都市部に定住するようになったり、相続税の支払いがとんでもなくて衰退していったようですが。
形こそ残っているものの貴族院の廃止論も根強く「一代(限りの)貴族」制の導入&多数化した現代では実質的に世俗化している雰囲気は感じますね。それだけ多種多様な人が与野党に分散していたら、そりゃポピュリズムになるでしょ。貴族院の存在意義としてポピュリズムに走りがちな民衆政治への牽制が建前にあったみたいだけど、もう骨抜きもいいところだよね。現に今のイギリス、ヒーヒー言ってるようだし。
>感覚的に納得できる病名なり何なりがあった方が、患者的には楽ではある
っていう実利的な側面もあるから胡散臭い商品に眉をひそめつつも(常識的な?)医師は「でも指摘するのも野暮なんだよなぁ」ってスタンスを取るようです。結果、胡散臭い商品が胡散臭いまま市場に蔓延してあたかもそれが常識みたいになる。まあ、それが悪いとは言わんけどね。私が正確な情報知ってればそれでいいし。
>リメイク
最近90年代アニメのリメイクが発表されまくってて草。直撃世代ではあるけど、見たいかと言えばう~んってなるなぁ。
>ユーフォニアム
まあ、こうなりますねってエンドですね。
正直3期単体として見れば平凡で中弛みを感じたかな。ライバル役である黒江さんは確認がしつこすぎてそういう怪異なのかと疑うレベルだったし(行動理由が説明されてもなお、ああはしないだろってレベル)、吹奏楽部内の不協和音も最早必殺技と化した久美子のアジテーション一つでねじ伏せちゃってるから全体的に単調というか、キャラパワーが下がってる感じが否めない。
喩えるなら映画『ゴッドファーザー』みたいな感じ。1作目は魅力的なキャラが多く、一人ひとりの言動が物語を彩っていた。でも2作目、3作目と代替わりするも先輩を上回るキャラが補充できなかった印象。久石奏が顕著で、こいつ一人に仕事させまくった(一人でゴマすって、一人でヘイト集めて、一人で騒いだ)結果空回り感が出ていたように思う。
>烏は主を選ばない
藤波に2度もスン…って知らん顔するあせび姫マジクソ女で草。絶対わかっててやってるだろww
それはそれとして低評価レビューも頷けるかなぁ。いわゆる「どんでん返し」狙いだよね、これ。アニメは若宮視点で描写してるから大分薄まっているけど、それでも「お前が言えた義理か」案件なんだよなぁ。探偵面してるけどお前何もしてないじゃんって。事件だって若宮が桜花宮に顔出ししてれば未然に防げたでしょ。四の五の言い訳してるけどさ。もっと言うなら兄貴と最初からタッグ組んで立ち回れば良かったんじゃない? 長束派が暴走したのだって兄貴のああいう態度が発破をかけた感あるし。本人に悪意はないけど事態をややこしくしたってんならこの兄弟も大概だよなって。
結局のところ若宮に実績も信用もない(それを証明する機会もない)からああいう変な立ち回りをしてるんだろうけど。平和で停滞した時代なら慣習と富(権力)のやり取りがメインになるのもしゃーない。……って思ってたらわかりやすいクリーチャーが出てきて草。実績作りにもってこいじゃんw