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スレッドNo.370

また月曜日にブラックマンデーになるのか?(今年2回目、1ヶ月ぶり)

 新NISA初年度から投資の何たるかを学べていいじゃん(高みの見物)


>Science Fictions(ようやく借りられた)
 中身についてはほぼ予想通りだから特に何も。この手のやつはその職業の儲け方やキャリアプランを想像するとわかりやすい。学者であれば権威の高い学術誌に論文を載せることがおそらくスタンダード。であれば新しい発見をしたという体にするのがベスト。それに合致するよう調整する。査読する人は検証とかしない。これで不正や不備がなかったら逆にすごいよw ビッグモーターとかダイハツとかの不正と本質的に変わらないよね。


>なぜ働いていると本が読めなくなるのか
 良くも悪くもタイトル詐欺感がある本だなぁ(苦笑)
 まず、全体の大半を占める「サラリーマンの読書史」的な解説は興味深かった。あまりこの視点で調べたことはなかったしね。ただこれタイトルとほとんど関係ないよねw
 タイトルに対しての論考としては、不十分かつ論点がごちゃごちゃで稚拙としか言いようがない。長時間労働への文句と、資本主義社会への文句と、本を読むことは素晴らしい!という称賛と、半身で働こうぜ(その具体的な方法論は一切不明)がバラバラのまま消化できずに終わっている。
 長時間労働というけど、昔の方が労働時間が長いって自分で言及してるくせに新自由主義は~、現代は~ってやり玉に上げてるのおかしくない?w ちなみに労働時間に関してはパートタイマーも含んでたりするから正社員に限定してみればここ30年くらい労働時間に大きな変化はないんだけどね。その程度の情報くらい自前で出して欲しいのだけど。終盤読むのキツかったな~。

 本にしたって漫画、文学小説、大衆小説、専門書、エッセイ、ハウツー本、雑誌とかいろんな種類があるけどそれらが整理されないまま一緒くたに説明されているのもどうかと思うよ。
 ぶっちゃけ本読めない人って一定数存在するじゃん。漫画は読めるけど活字主体はダメ。ハウツーや大衆小説くらいは読めるけど文学小説とか専門書は無理ってな具合に。現代はそれぞれジャンルが分化・派生・専門化されたこと、本→ラジオ→テレビ→ゲーム→ネットという風に選択肢が増えたことで各自が自分に都合の良い本やメディアを選んで摂取しているだけだと思うけど。労働から解放されて時間余っても本読まない人は読まないし、仕事で忙しくてもだからこそ癒やしを求めて本を読む人だっているでしょ。知識が欲しい人、情報が欲しい人、両方をその時々で使い分ける人がいる。そういうユーザー視点を無視して長時間労働が元凶! 新自由主義は悪!とばかりによくわかんねー理屈こねているのは頭がクラクラした。
 どんなジャンルの本であれ、それが出会いや教養になり得ると言っているのは良いんだけどね。後半100ページなくして、サラリーマンの読書史と読書サイコー!って主張だけで構成した方がよほど本として纏まりがあったと思う。


>烏は主を選ばない
 ここで人間を明かしてきたか。雰囲気的にファンタジーよりはSFの趣が出てきたけど、こういう世界が広がっていく雰囲気は独特の盛り上がり感がある。

編集・削除(編集済: 2024年09月09日 09:36)

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