雇用制度と教育制度はリンクしている
映画の席取りは休日で客入りが一番多そうな時間(今の映画館は事前予約が多いので埋まり具合を確認する)。座席は後ろの中央をとって全体を視界に入れられる位置取り。
これが"通"の選び方な?
>早期にゾーニングされてるから露骨な序列が付き難い
『日本の15歳は~』によると小学校で留年すると年下の子にバカにされるみたいだよ。たぶん年下と同じクラスになるんだろうね。そりゃバカにされるし邪険にもされるよね。大学とかなら家庭の事情や本人の問題もあるし、そういう人もいるよねって納得のしようもあるけど、ガキンチョではなぁ。
>学び直しで全体的な帳尻は合うのでは?
あっちは若者の失業率が高かったり、大学が実質資格認定学校になっているのを除いても、単純な疑問として子どもの頃に勉強できなかった奴が大人になって勉強したがるのか? 勉強できるのか? 学習効果や効率は子どもの頃よりも落ちるのでは? (公的補助はあると思われるが)学習費用や生活費、休業(失業)中の機会損失とか考えると効率悪いな~って気がするなぁ。
そもそも論として、日本人に限らず欧米人も勉強したくて勉強しねーだろっていう。みんなそんなに勉強したいか? 私の経験としても仕事しながら資格勉強とか昇格試験の勉強とかかったるくてしかたなかったぞ。かといって資格や試験にパスすると劇的に昇級するとかにするとみんな仕事じゃなく勉強を優先するようになる(と中途採用された人が前職について話していた)。
リカレント教育ってあまり理解してないんだけど、例えば工業高校を出て電気工として10年働いた人が弁護士なるとか、医者になるとか、ITエンジニアになるとかそういうことではないんでしょ? 普通に無理だし。第2種電気工事士の資格持ってる人が第1種とるための学校みたいな話でしょ? ジョブチェンするにしたって実務経験は欲しいし、参入障壁が低い(熟練度が低い)仕事なら報酬も安くなりがちだし、いまいちピンと来ないんだよなぁ。大学の受け皿(利益確保)のための喧伝なのかなって思うくらいで。
失業者対策(実際その目的もある)や職務制によるキャリアアップ狙いって話なら理解できる。学歴も資格もない底辺が学校に行って最低限の資格を取れれば就職もしやすい。逆に言えばそうしないとまともに就職できない事情があるのかもしれないけど(職務制の場合若年層は基本的に不利)。
>効果の無い教え方①②③④
とっかかりのない状態だと「何がわからないのかわからない」「何を知らないかもわからないから調べようもない」って話よね。ボードゲーム知らない人にボードゲーム作れと言われてもお約束も定番も知らないんだから作りようがない。
0から1を生み出せる人間なんて稀で、1を1’にできれば上出来。大半の人間は1を1以下でしか出力できないんだよね。
>子供たちには平等な教育機会が与えられるべきなる教育的信念は~横並びに昇進していく日本特有の雇用形態を産んでいる源
ん~それは一概には言えないんじゃないかな。儒教の本家である中国も似たような教育をしているし、あっちの雇用形態が欧米に近いなら教育法云々というよりは『日本社会のしくみ』で書かれていたように戦後の偶然と労使の妥協が産んだと考える方が妥当かもしれないし。
ということで、テキトーに中国の雇用で検索して出てきたのが、
https://www.andrew.ac.jp/soken/assets/wr/sokenk128_2.pdf
結論からいうと欧米に近いかなぁ。共産国で大企業は国営企業だったりするし、地域差も激しいだろうから掴みどころが難しいけど。ちなみに中国進出を考えている日本企業向けに書かれた資料が直球でわかりやすいですねw
https://www.kaigai-shien.net/files/kaigai26.pdf
先にあげた論文によると戦前は各地でバラバラだった賃金制度をソ連を参考に「1952年前後,全国的な賃金分を計算単位とした行政区賃金の導入に着手し,多くの企業において,労働者における「八等級賃金」と幹部・技術者における「職務等級賃金」を導入した」とありますね。つまりこの時点で職務・職種によって賃金差が出る制度に改めたようです。
で、その後文化大革命でガラっと変わって生活給(仕事の出来ではなく年齢や勤続年数優先の賃金)がベースになって、またそれを廃止して、ボーナスとか出来高による賃金制に回帰(緩和)。ここまでが70年代末。中国は大企業が国営企業だから賃金や経営にあたってはだいぶ統制していたみたいね。ただ80年代になると請負制になって企業主体で決まられるようになっていったようです。
80年代以降は50年代のように職務・職種(業種)によって賃金に開きのある制度へ。しかし高技能&高責任の仕事に対する報酬がまだ十分ではなく、高度人材の確保を含めてより賃金差が開くような方向へ舵を切ったようです。
中国の賃金制度は予備知識がないし、ざっくり読んでるから解釈間違ってるかもしれないけど、表を見るに賃金差に明確な差をつけているのは間違いないと思います。中国は中国でちょっと特殊というかやっぱり歴史的背景が大きく絡んでますね。
なので教育が平等主義だからといって、雇用までを平等(より正確には「社内において平等」)ってのはちょっと違うかな。戦前までは日本もエリートとノンエリートで分かれていたし。まあ、現在は給料水準が高い大企業に選抜されるかの競争をしているって言い換えることもできるけど。
>烏は主を選ばない
ちょっと長めのプロローグというか、これから長期シリーズとしてやっていきますよ!感満載の終わり方だなw
>サクナヒメ
これバトル要素いる?w