最古参勢の面目躍如
やっぱりね、俺がプリキュアのこと一番わかってあげられるんだ(厄介オタク)
>プリンセスの面々
彼女らは不器用さよりも器用さのイメージが強いなぁ。
できる人が敢えて一点集中するのと、欠点(欠落)が日常生活に影響する人とではニュアンスが変わる。
>屋敷でくつろいでる神
涼しい顔で紅茶飲んでるのが気に入らねぇんだよ!(腰の入った顔面パンチ)
>戦後の勇者に居場所が無い
アバン先生みたいに王になる。周囲が担ぎ上げる。隠棲しても権力を狙う側からすれば放置もできない。銀河英雄伝説のヤンと一緒で英雄という属性そのものが政治的意味を持つから本人が望むと望まざるとに関わらず火種になる。ヤンの年金生活も2ヶ月で終わったしスローライフは望むべくもない。
>大人という存在が抱えている謎
どんなに背伸びをしても見ることが出来ない景色(とそこへの憧憬)があるのが子ども時代。大人になってみると別に大したもんがあるわけじゃないんだけどさ。
だからこそ子ども以上に楽しく生きてやれっていう水上漫画の大人像がしっくりくる。どうせ阿呆なんだから。
『有頂天家族』は子ども番組っぽいコメディたっぷりの作品でした。狸と天狗と人の悲喜こもごも。化けた狸が人間の世界で平然と暮らしている様子は往年の「平成狸合戦ぽんぽこ」を彷彿とさせる。「面白きことは良きことなり」「阿呆の血のしからしむるところだ」と開き直る姿は清々しく、なんやかんや言いながらも三者の仲を上手く取り持つ主人公が微笑ましくも愛らしい。
この作品もアニメ化済み。この人の作品の映像化率高ぇ。
>この部屋から東京タワーは永遠に見えない(麻布競馬場)
若者心理(≒現代の精神構造)的に気になったんだけど、↓の試し読みからするとどうやらこの調子が延々と続くっぽい。(語り手であろう)おっさんの虚無感混じりの述懐を延々と読み続けるのはキッツいなぁ。Amazonレビューにあった「この本は、マジで使えない令和の人物カタログだし、時間と金の浪費しかできない令和の一般人の紹介本」が秀逸。
https://yomitai.jp/book/tokyotower/
https://togetter.com/li/1927150
こういう不全感や空っぽ感を「実存的貧困」と呼ぶのは言い得て妙。『実存的貧困とはなにか』はさすがに8000円払う気も図書館にもないから『「ぴえん」という病』で代替。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09NVJYF7L