クレッシェンドとかピアノとか造語の話とか
たいへんご無沙汰しております。もはやこちらのROM未満になってしまっただけでなく本編もだいぶ見逃すなどの体たらくではありますが、ふと舞い戻ってまいりました。
以前ほどには無理と思いますが、先日長きにわたった所属から解放されましたので、たまに何かを書き散らすやもしれません。所属から解放されたとはいえ親会社から子会社に変わっただけで、仕事は変わらず所得だけ減った給与所得者の末路に達しただけの人ですが。
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とりあえず青い人。
この人、どこかで見たかな、と思ったら、深夜で再見の魔法界の新人先生でした。顔とか似てると思うけど、そうでもないですか?
で、ピアノ弾くアイドル。この手の人は、特に好みです。
繰り出す技の名にはcrescendoというイタリア語があるではないですか。これ、もちろん音楽用語ですね。
青い人の幼馴染で主人公は「うた」で、その妹が「はもり」。これもまた音楽(と言葉)好きの私は興味津々でした。
はもりちゃんの語源と思われる「ハモり」は片仮名の「ハモ」に平仮名の「り」を付けた言葉。ハーモニーを日本語で動詞化した「ハモる」を逆変換して名詞化したものでしょうね。これとまったく同じ成り立ちの語ですぐに思い付くのはsabotage→サボ(タージュす)る→サボり、double→(ダブル→)ダブる→ダブり、の2つがあります。
何の話か飛んでしまいましたが、キラキラ星で屈託のない表情を披露してくれたはもりちゃんがとても可愛かったことを書きたかったのでした。子を持った(健全な)親ならだれもがそう思うことと思います。
そして、そのシーンに登場したピアノがまた洒落ていたのです。戦闘シーンで出てくるキラキラのグランドピアノ型ではない一般家庭に多いアップライト型ですが、「猫脚を持つタイプ」で「色も黒くない」のが洒落ていると思います。一見すると電子オルガンなどのキーボードのそれみたいな柔らかみを帯びた鍵盤も、この手のピアノには似合います。
ちなみに、真横から見えたとき階段下?の板?と隙間があったのも理に適っていましたね。アップライト型は奥行きがそんなにないので場所を取らないのも最大の魅力で、そのため平らな裏側を壁などにくっつけたくなるかもしれませんが、少しは空けておかないと、楽器の裏板から出る音が反射して返ってきてしまい響きが損なわれたり、場合によっては接した構造物と共振して不要振動が発生するなどの弊害が起きるような気がします。その点、(たとえ埃が溜まるデメリットがあっても)隙間はあったほうがよいと考えます。
それと書き忘れたので書き足し。
カイトくん。私個人的にはボーカロイドのKAITOを連想してしまいました。
私にとって、男性(アイドル風)で良い声といえば、この人でした、以前から。
資料は↓
初代:
https://ec.crypton.co.jp/product/detail/27720
当代:
https://ec.crypton.co.jp/pages/prod/virtualsinger/kaitov3
声の元データ提供は風雅なおと氏。「風雅な音」を自称する人です。
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娘たちは高校生になった妹も二十歳近くなった姉のほうも見続けていますので、私もまだしばらくは見続けられそうです。給料が減っても仕事は変わらないのであまり顔は出せないと思いますが、ときどき来るかもしれないので、そのときはよろしくお付き合いいただければと存じます。