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スレッドNo.500

予想より随分早く記憶が戻ったなぁw

 主人公特権も相俟って、うたの歌はやっぱり最強ですわ(笑)。
 
 それにしても慢性的人材不足のチョッキリ団+連戦連敗ヒロイン=プリキュア初の闇落ちすら辞さない展開ですね。ひょっとしたら制作者サイドはメロロンの離反を封じるために「プリルンとメロロンが揃わないと変身出来ない」という設定にしたのかもしれないなぁ…。


>日本の家と町並み詳説絵巻

  建築関係を扱う老舗出版社による月刊誌連載を纏めたものみたいですね。世の中にはまだまだ私の知らない色々な世界があるものだなぁ…残念ながら行きつけの図書館には置いてませんでした。


>ヴォートランのその後

 原作にあたって確かめるにしても、『幻滅』にせよ『娼婦の栄光と悲惨』にせよ割と長めの作品みたいだからシンドイな~と思っていたので、助かりました(笑)。

 しかし裏社会の帝王が転じて警視総監にまで成り上がるという、現代だと荒唐無稽の一言で片付けられてしまう設定が読者に広く受け入れられたということは、当時のフランス社会がそれだけ混沌としていたことを示しているとも言えるように思いますね(そういや『モンテ・クリスト伯』の主人公エドモン・ダンテスも出自不明の自称“伯爵”でしかないのに、醸し出すオーラと財力のゆえに周囲から一目も二目も置かれる扱いを受けていましたっけ)。


>後もう1クールだけ続くんじゃ!
 
 紛らわしい纏め方せんといて欲しいっすわw。まぁ普通に面白いから嬉しいけれど。


>『ロックは淑女の嗜みでして』

 こちらは本当に取り敢えず1クールで一旦終了みたいですね。まさに絵に描いたような「魔法バトル」からの完全勝利でした。

 まぁ概ね面白かったんですが、どこかしら病んでいるっぽいりりさの母親に、りりさがそこまで配慮・義理立てする理由付けに乏しいようには思いました。その辺りの設定はもう少し丁寧に掘り下げて欲しかったですね。


>『ヴィクトリア朝時代のインターネット』
>一言で表すなら「ようやるわ(呆れ)」

 読了しました。(↑)全く同感ですねぇ。金と名声プラス“謎の情熱”― それには本書も繰り返し指摘する通り、科学技術の進展が「豊かで平和な世界をもたらす」との素朴な信念も含まれていたのでしょう ― が電信技術を大きく花開かせ、現代のネット社会の土台を形づくるまでに至ったということがよく分かりました。

 そんな時代が生んだ“謎の情熱”と言えば、偶々今週手に取って読んだこちら(の後者のほう)にも有り余るほどに登場していましたね(↓)。当時70年大阪万博のサブテーマ委員&テーマ館サブプロデューサーとして足掛け七年を「駆け抜けた」小松御大の万博に籠めた情熱が時を超えて伝わってきます(因みにこの数年後、プロジェクトに関わる過程で築いた当時一線級の学者・評論家らとの人脈、そして官界や政財界の大物らとの折衝という名の“ガチンコ勝負”で得た実体験、それらが組み合わされて数年後の代表作『日本沈没』へと結実することとなります)。

 小松左京『やぶれかぶれ青春記・大阪万博奮闘記』
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◆◆◆

 でき上がったものを見れば、何だと思うかも知れないが、「人類の進歩と調和」というテーマと、前述の基本理念にそって、まだ存在もしない博覧会のサブテーマが、これで予想される「文明の問題」をおおいつくしているか、いかなる新興国、かわった宗教の国や、いかなる大国にも「平等に」参加しうるひろがりを持っているか、中小企業や伝統産業もふくめていかなる産業、いかなる文化、宗教団体も、「どこかに」参加できるだけのふところをもっているか、また博覧会としてふさわしくない、あるいはこのましくないもの ― たとえば兵器の誇示や国際紛争についての一方的宣伝 ― を排除し得るような「方向づけ」をそなえているか、といったことを、一つ一つ慎重に考慮しながら、くみたててはくずし、また配列を考えなおす、というのは、まったくもって、脳漿をしぼるような作業だった。…… この作業のあと、まったく心身ともに「消耗」しきったという感じで、このあとしばらく、自分の仕事ができなくなってしまった。テーマ、基本理念の作業で時間と「頭」をかなり吸いとられて以来、おせおせにしてきた締め切りは容赦なく次々とおそいかかってきて、私といえばまさに「信用破産」寸前の状態だった。…… (本書p.315~6より引用)

◆◆◆

 私が知らないだけなのかもしれませんが、現在会期中の2025大阪万博を開催するあたり、当時の小松御大のように本業に差し支える程にまで「万博の理念そのもの」に拘り、また献身された方はおいでになるのかなぁ…と、私は若干醒めた目で今回の「国家的イベント」を瀬戸内海の反対側から眺めています(今のところ現地を訪問する予定はありません)。

編集・削除(編集済: 2025年06月30日 23:22)

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