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スレッドNo.521

博士レベルのAIでもポケモンをクリアするのは難しい

>うた達みたいに普段はやれない新しいことにチャレンジ
 先日行った本屋で魔法使い帽子を被れる「魔法使いコーナー」みたいのがあって、親子でパシャパシャカメラ撮ってたのを思い出しましたね。


>AGIの最終試験「ポケモン」説
 ちなみに今もGPT-5がポケモンに挑戦してますね。




>一部の地主に田畑が集中して年貢が減少するのを防ぐのが目的だった
>土地持ちの地主への年貢負担を増やせば済む話じゃないの?
 『百姓たちの江戸時代』によると年貢は「村単位」だったらしいんですよね。であれば村としてどう帳尻を合わせるかって話になるので(だから地主が他の百姓の立替をやったりもした)、自分で手が回らないなら小作農でもいいから耕作させる方向に動くだろうと思います。「年貢が減少する」「地主への年貢負担が増える」っていうのはちょっとピンとこない。
 であれば土地の売買禁止はそのまま労働者保護(維持)が自然かな?と思ってChatGPTに聞いたら、もっとシンプルに「統治・徴税の合理性のため」と返されました。
 つまり、土地と労働者を紐づけられればその人たちは勝手に働くし、村を維持し続ける。ところが小作農(現代で言うと非正規労働者)になると状況によっては流浪民になってしまう。今で言うホームレスね。そうすると村の荒廃や統治上の不安定さが増してしまうのでこれを抑えたかったということらしい。所有=耕作=課税責任=村運営責任とすることで統治システムの安定化を図る。……という説明で私は納得しました。

 ちなみに明治になると税制が抜本的に見直され、年貢から現金になったんですが、これは実質的には土地と人の紐づけをやめて自由な労働者を是認することになります。当時小作農はたくさんいたんでそれを制度的に認めたってことでもあるんだけど、そういう労働者を国民国家として吸収し、兵役や国家的インフラ(工場や鉄道など)に変えていったというのも流れとしては納得感がありますね。


 上記の検証に際して4oモデルとGPT-5モデルを並走させてみましたが大筋は変わりませんでした。やっぱり説明の上手さ(好み)で4oに軍配が上がる感じ。「所有=耕作=課税責任=村運営責任」は4o発案。
 あと「熟考モード」も試しましたが、これはいわゆるコンサル思考モードというのか、「素人質問で恐縮ですが~」と学生に迫る教授モードというのか、論点や穴の洗い出しをするモードで一般利用にはほとんど向かないですね。返ってくる答えもわかりにくいし、投げっぱなしだし。GPT-5は専門家には支持されていますが、もはや一般利用では体感できる差になく、情報の伝え方に関心が向くのは自然な流れだと思います。現実でもIQだけ高くてEQ低い人が微妙扱いされるのと同じ。


>ハンナ・アーレントの主張
 彼女は徹底したリアリストで、システム(制度)が人権を支えるならそのシステムを如何に守るかってスタンスだったようです。綺麗事や建前なんていらねぇ。必要なのは徹底したシステムの保守と運用だって発想。まあ、当然よね。

編集・削除(編集済: 2025年08月12日 16:29)

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