今年の青はまた独特の存在感を発揮していますね >なな
感性が人とはちょっと違う単なる変わり者というだけでも無いし、今回のエピソードにしても、例のうたとの出逢いのエピソードをメロロンに語るタイミングを見計らっていた節が見受けられるし、いわゆる「思い立ったら行動あるのみ!」の脳筋女子とも違う気がしますしね、脚本を考える中の人は凄いなぁ…。
あと敵サイドの関与が一切無い「味方側の呪いアイテムで闇落ち」っていうのも興味深かったです。
>過疎ビジネス
最寄の図書館に置いてないな~と思ったら、先月出版されたばかりの新書なのかw。まぁ少子高齢化の進む昨今、さもありなん的な事件なので、買ってまでは読まないかなw(苦笑)。
「三店方式的に資金還流」の手口は、『Fラン大学就職チャンネル』でも最近取り上げられていたAI企業のオルツ破綻(↓)と全く同じ構図ですねぇ、最近の流行りなんでしょうか?
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e3%82%ab%e3%82%ab%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%8d%e3%83%ab%e3%80%80%e3%82%aa%e3%83%ab%e3%83%84&mid=CCB945C2F35A4F2A2A43CCB945C2F35A4F2A2A43&FORM=VIRE
>今週の読書
● 川上和人『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』新潮社2017
https://amzn.asia/d/eKA9oCN
同じ鳥類を研究対象にしていても、生きている野鳥の言語研究をメインとする『僕には鳥の言葉がわかる』の著者とは随分スタンスが違うなという印象ですね。
タイトルから「この人は鳥が嫌いなのか?」と思いましたが、どうもそうではないようです。生きている鳥そのものに関心があるというよりも、膨大な数の骨格標本やDNA解析によって、進化の系統樹における位置づけ(新種発見に繋がることも)を行ったり、日本固有の鳥を保護するため外来種の動物の駆除プランを策定・実行するとか、海底火山の隆起により生まれた新島に形成される生態系をリアルタイムで観察したりとか、要するに鳥を中心に置いた周辺研究全般に関心があるみたいですね。
難点は一ページ当たり平均して3つか4つは登場する自虐ネタや本&サブカルネタですね。最初の取っ付きは面白いんですが、読み進めるに従ってそれらの小ネタがだんだん雑音になって肝心のメインの記述が頭に入らなくなってくるのが残念w(苦笑)。つまりは昨日の夏休み子ども科学電話相談でも回答者を務められていたみたいですから、一般向けの啓蒙活動を心掛け過ぎるあまりの勇み足、ということなんでしょう(↓)。まぁ全体としては一読して損は無いと私は思いました。
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/kodomoq/kod20250216_03.html
本書から興味を惹かれた話題を一つ紹介します(↓)。
① 小笠原諸島のとある島で在来植物保護のため外来植物のヤギを駆除しました ⇒ 実はヤギは外来植物も食べていたため、その外来植物が在来植物を駆逐する勢いで大繁殖しました ⇒ 結果同じく外来種のクマネズミも増え、ヤギに代って在来植物の成長を阻害するようになりました。
・教訓:外来種が複数存在する(食べる種と食べられる種)場合は、現段階では問題を引き起こしていない後者から先に駆除するべき。
② また別の島で在来種の海鳥を襲っていたクマネズミを駆除しました ⇒ その海鳥は絶滅を免れましたが、今度はクマネズミを餌にしていた別の在来種のタカが姿を消しました(クマネズミ侵入以前は豊富にいる海鳥を餌にしていたが、侵入以後は海鳥が減ったため代わりにクマネズミを食べるようになっていたため)。
・教訓:一度生態系に組み込まれた外来種は一気に根絶するべきではなく、在来種の個体数の回復を待ちつつ徐々に駆除するべき。
そこまでして在来種を守る行為に意味があるのかな…と個人的に思わなくは無いのですが、この辺りの試行錯誤の経緯はまさに研究者仕草って感じではありますね。
>民主主義を否定してるっぽいから、そこが「AI」に置き換わる
>現代の王権神授説
財務大臣就任にあたり「民意を得た」との大義名分が必須だと考えて、国政選挙に出馬し当選したバルファキス氏とは対照的ですねぇ。今や弱小国の方が民主主義を掲げかつ実践しているというのが何とも皮肉です。
イーロン氏が「民主主義の否定」を公言している点は、まんまファシズムと重なっていますね。違う点としては、支配層たるエリートとしての資格を得るためには、党が唱えるイデオロギーに対する忠誠心と献身的奉仕をアピールすることで党指導者の覚えをめでたくする必要があった(要するに王同然のヒトラーやムッソリーニの歓心を買うべく腐心した)ファシズム体制に対し、イーロン氏は(当のAIから指摘されているように)「自分がAIより上だと本当は思っている」から、「所詮AIなど自分達が与えるデータ次第で出力を自在に左右できる傀儡の王に過ぎない」とでも考えているのだろうなぁとは容易に想像が付きますねw(毒)。
>普通の人そんな頭回らねーだろ
アーレントに限らずカントでもヘーゲルでもこないだ取り上げられたフッサールでも誰でもいいんですが、『100分de名著』とかでの紹介を聞く限りは、大体どの哲学者も私を含め一般人がそれなりに首肯出来る論を展開してはいるんですよね…実践可能かと言われれば疑問符を付けざるを得ないという一点を除いてはw(苦笑)。