本を借りる
↓
つまんない(途中放棄)
↓
本を借りる
↓
つまんない(途中放棄)
↓
サイレントヒルfのプレイ実況動画を眺める←今ここ
>信頼出来ない語り手
というよりも書き手と読み手の認識の違いでしょうね。
『ハリウッドのプロデューサー、英国の城をセルフリノベする』
『原題:Downton Shabby: One American's Ultimate DIY Adventure Restoring His Family's English Castle(ダウントン・シャビー:アメリカ人が家族の英国城を修復する究極のDIYアドベンチャー)』
というタイトルから読み手が想像するのは、コツコツと修復する様子を書いたドキュメンタリー、もしくは大規模修繕のために必要な資金、人材、ノウハウを実務的に綴った本。バズ狙いのやってみた系YouTuberみたいなのも想定範囲。でも実際は「ご先祖様の城の推し活始めました」だったから予想の斜め上。
現地の人との認識の違いで言うと、隣人のシェルバーンって人いたじゃない。著者は「ご先祖様が数百年前に起こしたトラブルを未だに根に持っている」って解釈してたけど普通に考えてナンセンスだよね。もっと常識的に考えるなら、持ち主不在で老朽化して時々悪い連中が入る込む廃墟が隣の敷地にあったら良い顔しないでしょ。ホテル計画をどう思ってたかはわからないけど、修繕するとなれば騒音や人の出入りが多くなる。もういい加減関わりたくない、今更なんだって感情になるのが普通よね。土地を融通してくれってのも何か非難されているようにも感じられるだろうし。友人だか親戚に説得されたみたいだけど、おそらく著者の中では古くから続く因縁を終わらせたって思ってるはずだよ。相当ズレてるよね。
要は年取ってから推し活とかアイドルにハマると(周囲が)めんどくせーってなるのと同じよ。それなりに仕事できる人でも自分ストーリーに没入するとこうなるのか、の実例としてはわかりやすい。
>2084年のSF
短編ですら物足りなく感じる私にショートショートは無理だった。魂の総量は決まっているってのは『スピリット・サークル』を連想したけど、ショートショートはどうしても投げっぱエンドになるんだよなぁ。同じ世界でオムニバス形式なら程よく深堀りできて良いんだけどね。