ヘーゲル「理性的なものは現実的なものであり、現実的なものは理性的である」
↑私訳:現実に存在するものは全て、何かしら尤もな存在理由を持つ。
>ヴィリ・レードンヴィルタ『デジタルの皇帝たち プラットフォームが国家を超えるとき』濱浦奈緒子 訳 みすず書房2024
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読了しました。紹介頂いた動画の最初にある通り、国家の束縛を脱し「自由で公正な人間味溢れる世界」をサイバースペース上に構築せんとの志を抱いてプラットフォームを建て上げた創業者たちが、ユーザー規模の拡大とともに生じてきた想定外の諸問題に場当たり的に対応しているうちにやがて変質し、最終的には国家以上の強権的・抑圧的な「暴君」と化すまでに至るメカニズムを詳細に論じた本です…が、私が下手にプレゼンするより、正直(長いけど)動画を見て頂いた方が遥かに本書の理解が深まるように思いますね(苦笑)。
とは言えこのテーマに関しては、私は以前から国家は必要悪だと考えていますので、如何にリバタリアンらが国家を排除した「性善説に基づいた理想社会」を建設しようとしても、遠からず国家の機能を代替させる存在が必要になってくるのは論じるまでもなく当たり前では?と思いましたけれど。まぁでも動画にある通り、それ以外にも様々な問題提起とエッジの効いた視点とを提供してくれる良書だと思いますので、少なくとも読んでみて損は無いです。私は引き続き動画内でも繰り返し推されていたこれ(↓)を読むつもりです。
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>「AIは感情に囚われず常に一定の答えを出す」ってのは幻想
同感ですね。先日仕事で「以下のテキストを文字起こししてください。」という単純なオーダーを繰り返し実行する機会があったのですが、日によって出力(文字のフォントとかスペース間隔とか)が微妙に変化していましたからw。
>気になった文章拾ってAIに深堀り
(↑)これは私もやるかなぁ。これまでの経験からすると、ネタ元となる本の記述の信頼度が高いほど、AIの返答も正確さを増すような気がしています。
>戦隊特有のニーズってロボットくらい
私にとってまともに視聴した“戦隊シリーズ”は一作目の『秘密戦隊ゴレンジャー』が放送された二年間だけですから、戦隊ものとロボットというのは全然結びつかないですねぇ(Wikiによると巨大ロボットが登場するようになったのは三作目の『バトルフィーバーJ』から)。
因みにアカレンジャーの個人武器(鞭)はレッドビュートと言いますが、その名称の由来は「ビューッと飛んでいくから」… 外国語じゃなかったのかww。
>今週の寸田先輩
異性の後輩に「違います!」と喝破&説教されるシチュエーションには何となく憧れますねぇw(経験無し)。