日本のミサンガブームってJリーガーが身に付けたのが始まりだったのか
そういや塾講師を生業にし始めた30年以上前は、当時流行のミサンガとルーズソックスとを身に付けたJKを教える機会も珍しくありませんでしたねぇ。こういった「時代のアイコン」を肴に、全国のTVスクリーン前の母娘の会話が盛り上がる様子が目に浮かびますw。
>ウソと本当の使い分けができるのがるるかの強み
この脚本の流れだと、いずれ「癌が不治の病と見做された時代に、ステージ4の患者の求めに応じて正直に癌告知をするべきかどうか」みたいな深刻な倫理テーマも扱うようになるのかなぁ…なんて深読みしてみますが、さて。
>あかね噺
『タイガー&ドラゴン』とか『ちりとてちん』とか『昭和元禄落語心中』とか、落語を扱った創作物は定期的に流行るイメージがあります(これが伝統芸能の強みってヤツですかねぇ)。仰る通り『ロックレディ』張りの“魔法バトル”が次回あたりから始まりそうですね。
>やはり厳密さを欠く図表になれば、それだけ誤解は起きてくる
「誤解を恐れて」が図表の掲載に消極的な主たる理由だとは正直信じ難いですね。実際私の手元に『詳説日本史図録』(山川出版社)でも、荘園関係の概念図がそこかしこに記載されているぐらいですし。団体ではなく個人の著作物でも(ジャンルこそ異なりますが)、例えば今井むつみ・秋田喜美 共著『言語の本質 ― ことばはどう生まれ、進化したか ― 』なんかには図表もイラストもふんだんに掲載されていますしね。
自説を本当に「世に知らしめたい」気があるのであれば、(著者にせよ出版社にせよ)それくらいの工夫を惜しまないのは寧ろ当たり前では?…と、営利企業の社畜たる私はどうしても思ってしまいますがねぇw(苦笑)。
>今週の読書
● ダニエル・ソカッチ『イスラエル ― 人類史上最もやっかいな問題 ― 』鬼澤 忍訳
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著者は米合衆国のリベラル系ユダヤ人コミュニティの出身。本書では特に19世紀のシオニズム運動を経て1948年のイスラエル建国、および現代に至るまでの歩みを(イスラエル寄りのスタンスながら極力中立たらんと心掛けて)扱っていますが…例によって「固有名詞過剰で目が滑る」・「戦争とテロの話題でほぼ埋め尽くされ頭に残らない」体裁となっていますw(苦笑)。イスラエルとその周辺の地図はいいとして、指導者らの似顔絵を多数載せるくらいなら代わりに歴史年表の図解にリソースを割いて欲しかったですかねぇ。
取り敢えず心に残ったのは、今なお「イスラエル建国の父」と称えられる初代首相ベングリオン(首相在任1948~1963)の言葉でしょうか。これまでネタニヤフ現首相張りの「超タカ派」だとばかり思っていましたが、どうもそうでは無かったみたいですね。1967年の第3次中東戦争(六日戦争)でイスラエルが想定外の大勝利を収めた際も国を挙げての祝賀ムードを戒め、「獲得した占領地は(東エルサレムとゴラン高原とを除いて)できるだけ速やかに返還しなければならない」と主張していたらしいですし(p.120~121)。敵対するアラブ国家群に包囲されている地政学的現実を前に、相応のバランス感覚に加えて自己の所業を俯瞰出来るだけの視野をも兼ね備えた指導者だったようです(↓)。
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結局のところ、紛れもなくイスラエル建国の父であるダヴィド・ベン=グリオンは、パレスチナ(現在のイスラエル)のアラブ人の恐ろしい苦境と尽きることのない怒りを十分に理解していた。彼はかつてこう語っている「たしかに、神はわれわれ[ユダヤ人]にその地を約束してくれたが、彼ら[アラブ人]にしてみればそれが何だというのだろう? 反ユダヤ主義、ナチス、ヒトラー、アウシュヴィッツなどが現れたが、それは彼らのせいだったのだろうか? 彼らが目にしているのはただ一つ。われわれがこの地にやってきて、彼らの国を奪ったということだ。」(p.92)