民族の敵の耳朶にかぶりつく祭り(プリム祭)
>すべてはこのときのために。みたいな回収のされ方
私の立ち位置的には、旧約聖書の『エステル記』を思い出しますね。
【どこぞのクリスチャンによる護教的スタンスからの粗筋解説(↓)】
https://keaton511.com/christ-ester/#i-3
上の記事内の日本語訳では分かりにくいですが、私の手元の訳(新改訳2017)では「あなた(=王妃エステル)がこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない(4章14節後半)。」となっており、御大の仰る“巡り巡って解決のための鍵が今ここにある(=今からのあなたの行動に未来が託されている)”ニュアンスがより強調されていますね。
あと、上の記事内でも言及されていますが、『エステル記』は(エロヒムであれヤハウェであれ)神名に相当する単語が一切登場しない珍しい書物でもあります(旧新約聖書66巻を通じてたった2巻しかない。因みにもう一巻は恋人同士の愛の交歓をテーマとする『雅歌』)。
>子どもがご飯食べてそれを見守る保護者がいる。子ども時代の幸せが何かっていったらこういう単純な構図
いつもの『カラ兄』のエピローグから引用したくなるところですが、流石に耳タコでしょうから(苦笑)…偶々昨日読み終わった新書から引用します(↓)。
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当たり前の話だけれど、赤ん坊は喋れない。言葉を用いて意思表示をすることができない。唯一、赤ん坊にできるのは「泣く」ことだけである。…… 重要なのは、多少の手際は悪くても、とにかく赤ん坊が泣くことにきちんと反応し向き合ってあげることである。…… 母親が速やかに対応を試みることによって、赤ん坊の方はどのように感じるだろうか。もちろん言葉であれこれ思うわけではあるまいが、結局のところ「自分が困ったときは、とにかく泣きさえすればお母さんが何とかしてくれるんだなあ。安心、安心」と実感するわけだろう。この安心感こそが重要なのである。それは「まあどうにかなるさ」という楽天性、おおらかさ、精神的余裕、周囲に対する無条件の信頼感といったものにつながる。…… いわば「実直さを裏づけるパワー」「希望を持つ力」の基礎部分が、乳児期の母子関係によって育まれる。そこに加えてやがて成功体験が重なれば、人は自分の能力を発揮しやすくなる。
(春日武彦『あなたの隣の精神疾患』集英社インターナショナル2021 p.117~118より引用)
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著者が母親にばかり育児の負担を押し付けているように映るのが少々気になりますが、個人的には概ね同感出来る記述ですね。
>r[資本収益率]>g[経済成長率]
「働いたら負け」なのは理屈では分かっていても貧乏暇無し(資産無し)ですから(苦笑)。私の場合、つみたてNISA枠を上限(年間40万円)まで使い切ってせっせとアメリカ株を購入するのが、定年後を見据えた今出来る精一杯の自衛策ですかねぇ。
>ボードゲームとガンダム
申し訳ありませんが、どちらも全く食指が動かないw。スミマセン。
>長谷部様
お久し振りです。古参の方が戻って来られると正直ホッとしますねw。
それにしても20年ですか。節目を迎える次期シリーズの主人公は、さしずめ実家が町工場で、将来の夢はパイロットという設定にでもなるのでしょうかねぇ(どこぞの朝ドラ?)。