過去に二人の間に何があったんだろうなぁ…
>おそらくエクレール(の力)が大王で、それを封じることがるるかの目的
嘗て仲の良いバディでもあったにも拘わらず、どうしてキュアアルカナ・シャドウが自分に対してつれない態度を取るのか、エクレールも身に覚えが無い訳では無いみたいな描かれ方をしていましたね…まぁこれから徐々に開示されていくんでしょうけれど。
しかし話の展開が全く読めないな~、御大の仰るように「今のところラスボス(大王)としての自覚が全く無いパティシエ兼名探偵」と「大王(あるいはその力)の完全復活を阻止するために敢えて汚れ役を買って出た元相棒」という理解で正しいんでしょうか、それともラスボス(「未来自由の書」の執筆者?とか?)はまだ姿を現していないだけなのか…。
これだけでも中々複雑な設定である上に、当初からのタイムスリップ要素も組み込まれたままな訳ですから…メイン視聴者(未就学女児)が付いてこれますかねぇ、これw(苦笑)。
>「絵に癖がありすぎる」という理由で敬遠
プロットが秀逸なだけにビジュアルだけで手に取ってもらえないのは残念ですよねぇw(苦笑)。
『サンキューピッチ』は冒頭の無料お試し分だけ読んでみましたが、作画は『ハイパーインフレーション』よりかなり上手くなっていたように思います。完結したらまた購入を検討してみようかな。
>常に合理的で公正であろうとし現実的な判断を下す帝国の為政者、というおよそ普通の漫画では登場しない組織の使い方が上手かった
仰る通りですね。「無能な味方が足を引っ張る」物語は枚挙に暇がありませんが、「(平時では)有能な味方が逆に足枷となる」展開は確かに珍しく新鮮に写りました。
>現紙幣に切手を貼って新紙幣とする案は、日本でも戦後に証紙を貼ることで新札発行までの繋ぎにしたことがあり~
何処の国の何を踏まえたエピソードなのかと思っていたら、本邦における1946年の「新円切り換え」が元ネタの一つだったんですね。成程、一つ知識が増えました。
>現代の資本主義構造は消費の中心=経済の中心ではなくなってるんじゃないかな。権利(技術・サービス)を持つ者が経済の中心になる
>市場と経済は必ずしも重ならない
成程、言われてみればそんな気がしてきました。以前御大に紹介頂いた唐鎌大輔『弱い円の正体』でも触れられていた、「デジタル赤字=AmazonやNetflixに徴収されるプラットフォーム使用料」なんかが分かり易い例ですよねぇ。
あと数年前に以前の板で、やはり御大にプレゼン頂いた平野克己『経済大陸アフリカ 資源、食糧問題から開発政策まで』中公新書2013 https://amzn.asia/d/08LCfSOr も改めて再読してみました。
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先進国がたどってきた経済発展の道筋は、どこでも農業の生産性向上からはじまっている。それはつねに政府や公的機関の介入をつうじておこなわれてきた。…… このイノベーションが第二次世界大戦後に開発途上国へと波及していったのである。これが「緑の革命」とよばれた一大開発事業だった。
だが、緑の革命がアジア農業を変革した1960年代において、アフリカはその対象ではなかった。…… 独立後のアフリカ諸国を魅了した南北問題テーゼにおいては、焦点があてられていたのは外貨を稼ぐための輸出用商品作物であり、とりわけその価格だった。1970年代以降アフリカ農業はバランスを逸しはじめ、都市の食糧である小麦や米の輸入が増えていった。食糧穀物の生産性を向上させるという開発の王道を等閑視したままでは、いかなる政策や事業をおこなっても貧困は削減されない。……
さらに農業の低開発は、じつはアフリカの製造業にとっても深刻な足枷になっているである。安くて豊富な財は、強い企業と強い産業しかつくれない。優れた供給能力とはそういうことだ。供給能力に劣る弱い産業は、財を少なく、高価格でしか提供できないのである。…… 低開発とは、低所得を意味するのみならず高コストであることを意味してもいる。脆弱な生産力しかもたない国では概して物価が高く、人々は低所得なうえに高い生活コストにも苛まれているのだ。
高物価、とくに食糧価格の高さは賃金水準をおしあげる。…… 国は貧しいのに賃金は高いのだ。製造業平均賃金が一人当たりGDPに数倍するというのはサブサハラ・アフリカ特有の現象で、さきにみた都市経済と農村経済の乖離を反映している。
通常は経済成長にともなって都市人口が増え、都市の購買力があがっていけばそれだけ食糧全般に対する支出が拡大して農産物が買われ、それが農村部の所得になる。その所得は、生産性向上によって減少した農村人口のあいだで分配されるから、農民の所得水準が絶対的にも相対的にもあがっていく。欧米ではおおよそ農民のほうが製造業の労働者より高所得だ。経済成長の成果が都市と農村を循環して農村に裨益していく経路がこれだが、アフリカではこの経路が閉ざされているのである。国民の大多数を占める農民層が都市経済からきりはなされているので、都市部の賃金水準と農民の所得水準とのあいだにうまれる格差を縮小するメカニズムが働かないのである。
経済発展の水準が低いにもかかわらずこれだけ賃金が高いと、当然ながら労働力をあてにした投資ははいってこない。アジアの開発途上国の投資誘因である「安くて豊富な労働力」がアフリカには存在しないからだ。それどころか、もしアフリカ諸国の経済が開放されれば、いまある製造業企業もアジアに移転してしまうだろう。…… 割高な労働コストにたえてアフリカでいきのこっている製造業は、高い資本装備率によって高賃金をカバーできる装置産業だ。装置産業は多額の初期投資を必要とするので、かつての国営企業、あるいは外資系企業がほとんどである。つまりアフリカの生産環境は労働集約型産業や中小企業にとってはきわめて不利なのである。経済発展に飛び級はない。農業が発達していないところでは製造業も育たないのだ。(本書p.118, p.126~127, p.135~138より抜粋)
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アフリカが今後如何に人口が増えようとも、その大多数が「主に自家消費分の農作物だけを生産する貧しい農民」に留まり、都市部における熟練労働者の絶対数が相変わらず少ないままである限り、数の力で「消費の中心地」にはなり得ても「生産的経済活動の中心地」にはなり得ないということのようですね。
そんな現状を変えるべく、本書第5章では低所得者層(Base of the Pyramid・略称BOP)を対象とした、いわゆるBOPビジネスに携わるグローバル企業の取組みが述べられています。ただし①当然のことながら商品価格を安く設定しなければならない ②せっかく商品を作っても低所得者層の居住地には販売店舗が無いことが多いため物流インフラを事前に整備しなければならない ③貧困層を相手にする以上、投資現場周辺での教育支援や衛生環境向上など、本業以外での「地域社会への貢献」義務も付随してくる…など、中々ハードルが高いみたいです(苦笑)。②③なんて本来国がやるべき仕事を営利企業が肩代わりするようなものですからね。
なお「執筆当時の現在進行形」としての本邦の事例も幾つか述べられていますが、軽くググってみた限りでは味の素とかJTとかYKKとかは相変わらず健闘しているっぽい。他方資源開発分野では既に事業から撤退しているところもあるようです(↓)。
【住友商事のマダガスカルでのニッケル開発事業】https://diamond.jp/articles/-/389996
【三菱商事の南アフリカ共和国での鉱山経営】
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/news/release/2017/0000033196.html
(因みに上手くいっていた頃 →
https://www.jftc.jp/monthly/archives/001/201711/6092243c9d3199495d1f1ce0ac7ddd2a.pdf
>『天幕のジャードゥーガル』第5幕
漸く話が動き出してきたかなという印象。取り敢えず視聴継続で。