MENU

スレッドNo.707

ゴウエモンの好感度が爆上がりw

 「光堕ちした嘗ての仲間とも関わり続けようとする」敵キャラといえば、過去シリーズだと『フレプリ』のウェスターが真っ先に浮かびますが、西さんとイースの関係性が「純然たる同僚」だったのに対し、ゴウエモンとるるかについては「面倒見の良さで定評のあるOJT担当官と訳アリの新人」と一捻り入れているあたりに制作者の工夫を感じますね。

 撤収前にキュアアルカナロッドを持ち帰ったのも年末年始に向けた布石でしょうし。最終回ではパティスリーチュチュにて差し向かいで(ドーナツならぬ)アイスを食べてそうですねw。


>「もしかして……世界を覆う影って…」
>「るるかさんを、るるかさんの世界を覆った影!」

 るるか一個人の内面を予言していた文言に過ぎなかったってこと?うーん、子ども向け作品であることを考慮に入れても、その解釈はかなりの力業というか、はっきり言って無理筋ですねぇw(苦笑)。

 今回大王関連の言い伝えが初めて明かされるわ、予言が新しく追加されるわで、本シリーズは探偵がテーマの筈なのにアンフェア極まりないんですが、まぁここらへんの設定のユルユルさは、例年通りのプリキュア節が炸裂している気がします。


>ワードウルフ
>プレイヤーは自分が与えられた単語についてトークして、最後に多数決で仲間外れ(狼)を当てるというゲーム

 あら、タイムリーな話題ですね。ついこないだ塾生(公立中3生)が「学校の公民の授業中にワードウルフをやった」って言ってました(恥ずかしながら私は初耳でした)。その授業の中では「四人1組で、3名は“法律”、1名は“憲法”と書かれたカードを配られた」そうです。公立校なのにも拘わらず、巷の流行をいち早く教育現場に取り入れんとする試みに深く感心した次第です。


>なぜAIは、長い会話で話を"忘れてしまう"のか

 成程なぁ。今のところ私は職業柄AIにそこまでお世話にはなっていませんけれど、いざという時に役立ちそうなライフハックですね。


>今週の読書

●篠田航一『コナン・ドイル伝 ホームズよりも事件を呼ぶ男』講談社現代新書2025
 https://amzn.asia/d/00HvZqUq

◆◆◆
 
 ドイルは『失われた世界』(The Lost World)を書いた理由をこう記している。「半分おとなの少年か、半分少年のおとなに、一時間の楽しみをあたえられることを願って」

◆◆◆

 前回の放送が切欠で読んで見ました。著者は毎日新聞社のベテラン社会部記者。「英文学や英国史を専攻したわけでなく、シャーロッキアン、ドイリアンと呼べるほどの知識もない素人(p.244)」と謙遜しておられますが、下手にマニアックな記述になっておらず、如何にもジャーナリストらしい簡にして要を得たコンパクトな伝記となっていてストレス無くサクサク読めます。巻末付録として「シャーロック・ホームズが登場する全60作品」の一言レビュー&5段階評価が掲載されているのもポイント高いですね。図書館にあれば手に取ってみて損は無いと思います。

 因みに篠田氏は本書の中でコナン・ドイルのことを「時代のインフルエンサー」と評しています。以下はその八面六臂の活躍ぶりの数々です(↓)。

・医学生時代に船医として北極海行きの捕鯨船に乗り込む。

・医師として開業するもあまり患者が来ず、副業として小説を書き始める。

・既に20代後半にしてスピリチュアリズム(心霊学)に傾倒し、それは71歳で没するまで生涯続く。

・あの「切り裂きジャック事件」の真犯人ではないかとの都市伝説がある。

・盲目的な愛国者として知られ、大英帝国のプロパガンダとなる文章を書きまくったことでナイトの称号を授かる(文学への貢献に拠るものに非ず)。

・40歳の時にボーア戦争勃発の報を聞いてすぐさま従軍を志願。高齢(および肥満)を理由に断られるも軍医として南アフリカに赴任する。

・帰国後国政選挙に二度出馬し二度とも落選。

・1回目の選挙後にロンドンでの講演で当選したばかりの新人議員とともに演壇に立つが、彼こそは若かりし頃のウィンストン・チャーチル。

・インド系の男性が巻き込まれた人種差別絡みの刑事事件で「冤罪」を晴らすべく手弁当で奔走し、部分的ながら無罪を勝ち取る。

・ロンドン・オリンピック時に(1908)にマラソン選手の失格に手を貸した疑いが持たれる(後に事実無根であると判明)。

・化石人骨捏造事件として名高い「ピルトダウン人事件」の真犯人ではないかとの都市伝説もある。

・タイタニック号沈没事件を巡り、親友バーナード・ショー(ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の原作となった戯曲『ピグマリオン』の作者)と大論争を繰り広げる。

・ツタンカーメンの王墓を発掘した関係者が死んだ際に「呪いによるもの」との見解を大真面目で発表。

・31歳年下のアガサ・クリスティーが失踪事件を起こした際には知人の霊媒師に勝手に「心霊捜査」を行わせ、見事「予言が的中」したと大騒ぎする。

・スピリチュアリズムに入れ込むあまり、晩年には私財を投げ打ってロンドンの一等地に心霊研究の資料センターを立ち上げる(なお世間はドン引きした模様)。

 どんだけエネルギッシュなんだかw。まさに「人生を思いきり、好きなように生きた人(p.8)」だったみたいですね。ただそんなスピリチュアリズム全開のドイルも、「ホームズを心霊の世界に連れて行くこと」だけは賢明にもギリギリ思い留まったみたいです(↓)。

◆◆◆

 …おかげでホームズは今も「理性の人」でいてくれる。歴史に「もし」はない。だがドイルが晩年、名探偵を心霊主義者に転向させていたら、ホームズはこれほど愛される存在だっただろうか。

 ドイルは心霊主義者で愛国者だった。だがそのプロパガンダの空気が作品中に強く出てしまうと、物語の面白さが薄れてしまう。…… だが、かろうじて心霊世界には行かなかった。それがホームズに永遠の命を与えた。おかげで彼は今も私たちのヒーローであり続けている。本書の冒頭で紹介したように、かつては架空のキャラであるホームズを実在の人物と信じ込み、ロンドンに捜査依頼の手紙を送ってくる人々がいた。大衆が魅了されたのは、その合理的な推理の力だったはずだ。読者は、ヒーローが心霊に走ってしまう姿をきっと見たくなかっただろう。… (p.241~242)

◆◆◆

 ドイルの判断次第では、今シリーズの「重ねた推理で笑顔にジャンプ!」の名文句も生まれなかったかもしれないってことか。

編集・削除(編集済: 2026年08月31日 23:13)

ロケットBBS

Page Top