枠ばかり拡大しても先立つものが無いですからw(苦笑)
しかし、まさか国レベルで投資を奨励する時代がやって来るとは…今や総額1000兆円を超える規模となった預貯金を死蔵させる代わりに、何としてでも活用する方向へと振り向けたいんでしょうねぇ。
http://www.garbagenews.net/archives/2067203.html
>NISA制度変更
つまり、若い頃に工面できる現ナマが多ければ多いほど、それだけアーリーリタイアの時期も早まるってことですね。体力が有り余っている青年期にしか出来ない高給取りの仕事といえば、ふた昔ほど前なら大手の引越し業者が思い浮かびますが、今後はそれと似たような給料体系の会社に求人が殺到するようになるかもしれないですね。
>人間の能力ってそれだけじゃない
今月の100分de名著の、中井久夫スペシャルの2回目でも御大が仰るのと同じような事を述べていましたね。生前中井氏は、原因不明の疾患として現代社会から隔離されがちなS親和者(=統合失調症的な気質を持つ人)が有する「獲物や水など、生存に直結する事物の未来の動向を敏感に感じ取れる能力」が、狩猟採集時代には極めて珍重され、その後の人類史を形成する上で大きな役割を果たした…との仮説を唱えていたそうです。
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人類はあらゆる気質の人を含むのであろうが、一つの社会の危機において、すべての気質の人が平等にこれに対処するとは考えにくく、おそらく、ある気質の人が、いわば歴史に選ばれて、その衝に当たるのであろう。 (中井久夫『分裂病と人類』1982より)
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ジェンダーだのLGBTだの、何かにつけて「多様性」を尊重すべきとの言説が叫ばれる昨今ですが、背後のイデオロギー的意味合いはさて置くとして、少なくとも多様性の確保が生物種としての人類の生存確率を向上させるのは間違いないのかもしれませんね。