「ハレワタールさん」って語感が良い
>自分の持ってる手札を如何に遣り繰りするか?が論理的思考力
>SSRばっかの札束デッキ持ってなきゃできない空気になってるわけ?
論理的思考力を証明する方法が長文の論文を書くこと、っていう前提を抜けばそうだけど、現実は論文を書かせられるんだよねぇ。
論理的思考と言ってもそれを行うには知識も必要。漫画で言えばかめはめ波の動作原理は何か、作中人物がそれをどう使っているのか。現実との違いを指摘するには当然現実の物理法則についても知らないといけない。つまり漫画をガッツリ読みこまないといけないしそれ以外の知識も必要になる。
ちょっと前に走れメロスを検証した中学生の研究が話題になったけど、要するにそのレベルを小学生全員やれってこと。
https://www.poc39.com/archives/1766
参考までに↓は日本人の親が子どもをイギリスに留学させた体験記
http://www.news-digest.co.uk/news/component/search/?searchword=%E5%B0%8F%E9%87%8E%E3%81%BE%E3%82%8A&ordering=&searchphrase=all
そこそこの分量だけど一つ一つは短いので暇つぶしにでも。この親が入学させた小学校は地方の学校で労働者階級(医者や弁護士、大学やグラマー・スクールの教員や辞典の編集者、そして農場経営者)が主な層。在校生は著者以外全員白人。
↓は中学の課題。
http://www.news-digest.co.uk/news/archive/education-in-england/16469-18.html
この人も言っているけど、中学受験はそれなりのレベルを要求される。先生が放課後まで残って補習してくれるなんてことはない。イギリスでは家庭教師を雇うのが一般的。上を目指すなら金と教育熱心な親は必須になる。
話を戻すと①高度な学習によるふるい分け、②それに耐えられる学習環境、③できない子は放置、④階級差による分断、これらが合体したらそりゃ強烈な社会になるわけで、一連の話はそれを指摘している。別に①(論理性重視の教育)だけを批判しているわけではないよ。教育システムと社会システムの連関で論じているだけ。
論理や思考力を鍛える教育を否定しているわけではないし、原理的に金持ちしかできない教育でもない。ただ現実がそれに追いついていないから結果的にSSR持ち物検査感が強くなっている。
この文章はそれなりに論理的に書いたつもりで、走れメロスを例に出したり、イギリス留学の体験談を調べて書いてもいるんだけど、このプロセスと同じことを小学校から教えるのは要求水準としては低くないよ。っていうか大人でもできる人は半数いるか怪しいと思ってる。以前取り上げたPIAACの問題はこれよりもレベルが低いのに正答率が低いからね。物事を調べるためには調べるための道具や環境から整えないといけないし、それに慣れ親しんでいないとできない。
>プリズマティカリゼーション
こっちの主人公は(主体的に)考えてない系ボンクラで、その空虚感を埋めるために知識を詰め込んだってタイプだね。私と同タイプだったからめっちゃ刺さったよ(苦笑)
>潰れたトマト
これとグエルに注目が集まったせいか、ビットと普通に意思疎通してる主人公がスルーされてるの草。
親と子の呪縛にだいぶ焦点を絞った感はある。
>ギーツ
やってることは身内で集まって野良を入れながらひたすらマリカーで対戦配信してるだけだからね。