伊達や酔狂で招き猫を置いてる訳ではないぞ!
ゴーダッツレベルのワイ氏、最終決戦は「ジンジャーのおむすびが欲しければ降参しろ!降参しない場合は全て食べる!!」的な超低レベルな脅迫作戦が展開されると思っていた件。
初見で「有り難う」が唐突に見えましたが、よくよく考えてみればかなり早い段階で、ゆいのモチベーションは感謝や恩返しである事が決まっていたんでしたっけね。
前回「御免なさい」を連呼していた事も恐らくこの伏線だったのでしょう。
それにしてもジンジャーの完全無欠っぷりには参りましたね。これを超えろとかしんどいわw
でも、メタ的に我ら中年以下の世代にとって深刻な問題でもあると思います。
いやフィクション、リアル両方において僕らの上の世代の天才って天才過ぎひん?っていう。
例えばドラゴンボールの孫悟飯にとっての孫悟空とか。その影響があるのかないのか、ドラゴンボール以降のヒット作にはほぼ必ず主人公を圧倒する上の世代が登場するし。
リアルの方も、漫画の神様王様藤子不二雄様といった鬼籍に入られた方々だけでなく、富野に駿にと未だに圧倒的な旧世代が存在してますし…
ホント、彼らを超える才能なんて今後出てくるんだろうか?…と度々絶望的な気分になりますよ。
>レシピッピスタンプ
「スタンプ」の単語があったかは忘れましたが、ウォッチの説明の時か、初めてレシピッピをウォッチに回収した時に、「沢山集めると良い事がある」という説明ならありましたね。
新商品登場の為の収集物か、レシピボンに対抗する新たなレシピボンでも誕生するのかと思っていましたが…師匠の仕込みに華を添えるのが役割だったとは…(苦笑)
>恒河沙パンチ
ここ迄勿体付けたら5000キロは無いかな~と僕も思ってましたが、無限は前例があるし何より味気無いネーミングになってしまうので、どうするのかと思ってましたが…
いや、実に本作らしい名前になりましたねw満腹迄に何キロカロリー必要なんだ!?ってツッコみはこの際野暮でw
>ちゃんと妖精も含めて最終決戦してるの綺麗
文字通りの総力戦になるとは思ってなかったので、その意味でも綺麗で驚きました。品田親子とかまず出てこないと思ってたし。
因みにセクレトルーが乗ってた招き猫。あんなサイズの招き猫、まだあったかな~…って疑問だったんですが、どうやら学校に置いてあった招き猫だった様で…w
招き猫も徹底して総力戦を仕掛けていたのでしたとさww
>極論フェンネルが勝っても良い
某TCGアニメを観てて気付いたんですが、悪役が勝つとその悪役が抱えている歪さが肯定、強化されてしまうんだなって思ったんですよね。
それは逆説的に自己矛盾や自己不信も強化されてるんだと思います。そしてそれらから眼を逸らす為には更に勝ち続けなければならなくなる。
そういう「負けられなさ」には負けると全てが崩壊する脆弱さ不安定さを持っているので、自ずと余裕が無くなっていく。それって勝っているとしても幸せなのかな?って疑問に思いました。
一方の主人公サイドは勝っても負けても自然体で安定してて。それはゆいも言っていた様に「何度負けても否定されても諦めない」強さに繋がっている訳で。
そんな「強さ」を考慮すると、フェンネルみたいなタイプは最終的に何処かで誰かに負けてしまって、そしてそこから立ち上がれない点でフェンネルが勝って終わる物語はあり得ないのではないかと思いました。
こういう悪役が勝ち逃げする方法って、精神を圧し折られないまま命だけ奪われるって展開しかないんじゃないかなぁ…
>しかしゆいは結ぶ言葉を選んだ
これね。普通に考えたらフェンネルに「有り難う」っていう展開が妥当なんだけれど、ゆいとフェンネルの間に感謝が発生する様なイベントってあったっけ?ってなるんですよね。
はるかとクローズの様なマッチョな物語でもないから、「フェンネルが悪さをしたお陰で色々気付けた有り難う」みたいな感謝の仕方も変な気がするし、どうするんでしょうねぇ…
一応、フェンネルは表向きではちゃんと仕事してたから、フェンネルに感謝できる人間は幾らかいるとは思うのですが…