御隠居と馬さんの会話
---木曜黄昏時---
馬さん『こんにちは。御隠居いらっしゃいますかぁ』
御隠居「おっ、その声は馬さんかい。じゃぁ、勝手に上がっておいで」
馬さん『へい、へい、勝手知ったる他人のお家ってねっ』
『御隠居。こんちは』
御隠居「はい、はい、馬さん、こんにちは」
馬さん『済みませんね。もう直ぐ時分時だというのに』
御隠居「いや、夜は遅い方だから構わないよ」
「まぁ、出馬表を見てから来たんだろうからこの時間になるよね」
馬さん『はい、図星です』
『本当は明日の枠順発表を待ってからの方が良いとは思ったんですが』
御隠居「待ち切れなかったかい」
馬さん『はい、今週は寝ぼけたじじいさんでしょう』
『それに茂さんとイッチャン』
『更に南斗ハズレ馬券さんまでアッシらの会話に関わってくれましたから』
御隠居「まぁ、南斗ハズレ馬券さんは私が早とちりしたからだけどね」
馬さん『なんだろうと構いませんよ』
『少なくとも読んで貰えている事が分かるんですから』
御隠居「てぇ事は怪我の功名かな」
「兎に角、御茶くらいは入れよう。少し待ってておくれ」
---寸の間経ちました---
御隠居「はい、お待たせ。御茶請けに天平庵さんの山吹があるよ」
「時分時前だけどこれくらいだったら腹に溜まらないから大丈夫だろう」
馬さん『そういや、さっき怪我の功名と言いやしたね』
御隠居「言ったけど、それがどうかしたかい」
馬さん『いやね、汗血馬さんが書いていた長澤まさみさんの初大河は功名が辻でしたよね』
御隠居「そうそう、甲賀のくノ一小りん役だった」
馬さん『御隠居が仰っていた伊藤英明初大河が利家とまつ』
『それで高松宮記念優勝はマッドクール』
御隠居「か、どうかは分からないけどね」
「何方からも賛同頂けていないからな」
馬さん『いえ、アッシが賛同しております』
『まつは松嶋菜々子さん』
御隠居「うん、そうだけど」
馬さん『先週の河原田菜々騎手が唯一馬券になったのが土曜中京6R』
『決まり目は1着2枠4番→2着5枠10番→3着1枠2番河原田菜々騎手です』
『日曜は阪神で3鞍乗って馬券になっていませんが全て5枠が馬券になっていますね』
御隠居「ほう、松嶋菜々子さんと河原田菜々騎手か」
馬さん『でね。御隠居』
『南斗ハズレ馬券さんが御書きの伊藤英明直近の大河は麒麟が来るで斎藤龍興役』
『で、マーチS1着斎藤新騎手』
御隠居「という事は・・・」
馬さん『長澤まさみさんの直近大河ドラマは鎌倉殿の13人』
御隠居「でも、ナレーションだろう」
「女中で1度出演したけど役名は無かっただろう」
馬さん『だから13人の13番』
御隠居「そうか、そう来るか、成程ねぇ」
「ダービー卿CTの13番に何が入るが楽しみだねぇ」
馬さん『御隠居の方は何かありますか』
御隠居「私は山吹賞だね」
「茂さんが頑張っているから負けられないよ」
馬さん『狙いは』
御隠居「ホウオウリムジン」
馬さん『ほう、どういう理由ですか』
御隠居「まずね、阪神9Rアザレア賞は7頭立てだけど9Rのまま」
「そして、馬名にミを持つ馬が3頭並び」
馬さん『レース変更なし。なきぞあやしき・・・ですか』
御隠居「阪神10Rコナブラック・サヴァイヴと並んで1頭置いてタツダイヤモンド」
「山吹賞を挟む阪神の2レースでミ・コ・サ・ダイ」
馬さん『残るはジンですか』
御隠居「そうだね」
「然も山吹賞ではダイシンアポロンから2頭置いてバナマンテソーロ柴田大知」
「更に1頭置いてホウオウリムジンだ」
馬さん『ダイジンを強調している様にも見えますよ』
『枠順発表がどうなるかですが面白いですね』
御隠居「それとね。例の七重八重だけど」
「あの歌は兼明親王が小倉の里に隠棲している頃に詠まれた歌」
馬さん『前走小倉はホウオウリムジンだけですか』
御隠居「それと京都出走歴があるのもホウオウリムジンだけだ」
馬さん『京都から小倉へ居を移すですか』
『あっ、御隠居、天平庵さんの山吹ってぇ御菓子は若しかしたら験担ぎですか』
『やりますね。御隠居』
御隠居「でも、まぁ、今まで上手く行った試しがない」
~お後が宜しい様で<(_ _)>~
日曜日の中山1レースに「カマクラバクフ」がいますね。おそらく人気にはなりますが
日曜日も注意が必要かな?と三浦とか和田とか畠山とか…自信はありませんが
⑪→⑧→⑤ は売れるでしょうネ。
待っていました。
やはりご隠居はすごいですね、阪神のレースからミ・コ・サ・ダ・イを導きだして、ホウオウリムジンを探し出すあたり、とても勉強になります。
馬さん、御隠居これからもご教授よろしくお願いいたします。