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スレッドNo.17175

赤色ギャング事件

赤色ギャング事件(せきしょくギャングじけん / あかいろギャングじけん)とは、1932年(昭和7年)10月6日に東京府東京市大森区(現東京都大田区)で発生した日本共産党党員による銀行強盗事件。大森事件、大森銀行ギャング事件とも[1]

日本国内で白昼に行われて成功した銀行強盗事件としては初であり、当時のアメリカ映画に登場するギャングそのままの犯罪だったため、ギャング事件と呼ばれることになった。 なお、事件に共産党員が関与していたことから報道は早々に禁じられ、1933年(昭和8年)1月18日に解禁されている[2]。

事件の概要
1932年10月6日午後4時頃、東京市大森区にあった川崎第百銀行大森支店に拳銃を持った覆面男3人組が裏口から押し入り、床に向けて発砲した。犯人グループは中にいた行員たちを応接室の前に並ばせ、その間に31700円を奪って裏口から出て行き、用意していた自動車で逃走した。

警察側による事件の説明
警視庁大森警察署は、ただちに緊急配備を敷いたが、犯人検挙に至らなかった。

ちょうどその頃、牛込神楽坂警察署ではある博徒の取調べを行っていたが、その際に「以前、別の暴力団員に拳銃で脅かされた」と供述し、その暴力団に関して捜査を行ったところ、拳銃の密売人がいることをつき止め、その密売人を検挙した。

その密売人を追及したところ「以前サイトウという男に拳銃25丁を売り、今度も拳銃6丁と実弾600発を売る予定だった」と自白した。警察はサイトウを上記ギャング事件の関係者と推測し、待ち合わせ場所に張り込み、検挙に成功した。

サイトウは初めのうちは黙秘していたが、彼の所持金の中に、強盗事件の発生した川崎第百銀行大森支店にあったはずの拾円紙幣「623701号」「623746号」が混ざっていたことが判明し、追及したところ事件の主犯であることの自供に至った。サイトウは日本共産党資金局員であった。彼の供述により、残る2名も検挙された。

斉藤吃驚ダ

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