オシドリ夫婦の由来
梅庵さん おはようございます。
仲の良いヨシガモ夫婦やマガモ夫婦がいるのに、
人間の中の良い夫婦の事を「オシドリ夫婦」と
いうのは何故か、というご質問の答えになって
いるでしょうか?
ninhaoさん こんにちは。
「オシドリ夫婦」の由来を教えて頂き有難うございました。
やはり中国の故事に由来していたのですね。納得です。
しかしオシドリに限らず鳥たちの夫婦愛や子育てにおける健気な行動は
大いに感動させられます。
私が野鳥の観察をしていて3回の子育てを記録する事が出来感動しました。
一つはシジュウカラの子育てで、我が家の庭に巣箱を設置した処、その翌年
に卵を産み子育てが始まりました。雌は卵を抱き続け、雛がかえるまで雄は
餌を運び続けました。
二つ目はキジバトが我が家の月桂樹に巣を造り、1羽の雛が巣立ちましたが
この時もシジュウカラと同じ行動を続けました。
キジバトは一度番になると生涯添い遂げるそうです。
三つめは先日照会した池が綺麗だったころにバンの子育てを見る事が出来ました。
バンは雌が卵を抱き始めると巣から離れることはなく、その間は雄が巣の補強材
を運び、雌はそれで巣を補強し餌は雄がせっせと運んでいました。
かように鳥たちの子育てや夫婦の絆は強く感動ものです。
但しアオサギの子育ても観察をして記録を残したが、こちらは雄か雌かは判別
出来ませんでしたが、産卵から巣立ちまで1羽だけで続けていました。
それに比べて人間の世では親殺しや子殺しのニュースが連日のように報道されて
います。野鳥たちの家族愛を見習ってほしいものです。