庭は野原。
我が家の玄関前は4畳半の部屋が1棟建てられるぐらい広く
開いています。
いつでももう1台分の駐車場が作れるようにと開けて置いた
のですが、子供たちが皆出て行ってしまい、その必要も無く
なり空きスペースになっています。
草取りが大変なのですが、ここも裏の土手から種が飛んで
きていろいろな野草が花を咲かせるので、それなりに楽し
めるスペースでした。
しかし今年は私が手入れを出来ない体になってしまい、
荒れ放題になっています。
それでもシロツメクサやアカバツメクサ、マツヨイグサ、
キツネノカミソリ、ニガナなどが花を咲かせて楽しませて
くれました。
ところが今年は9月になると緑の敷物を広げたように可愛い
植物が庭全体を覆いつくしています。
これは「コブナグサ」という在来種の植物でした。
名前は小さな葉がを魚の小鮒に見立てて付けられた植物で、
草丈は20~30㎝、この植物が生えたのも今年初めての事で、
猛暑日が続いた今年の気候に関係しているのかもしれません。
梅庵さん おはようございます。
庭の小鮒草について、珍しい名前でしたので
調べて見ましたら、
◎イネ科のコブナグサ(別名カリヤス)
花期は9~11月で、八丈島では刈安と呼び、
古くから伝わる絹織物の黄八丈の黄色染料と
して使われるとの事でした。
梅庵さんは既にご承知の事とは存じますが、
この草が遥か彼方にある太平洋上の八丈島と
関係が有るなんて、素晴らしい事ですね。