広島少年合唱隊第63回定期演奏会ではミュージカル再開
10月30日の広島少年合唱隊第63回定期演奏会では、マスクでの合唱とミュージカルでしたが、合唱においては、広島少年合唱隊らしい選曲と、ミュージカル「11匹のネコ」では、マスクをネコのお面に仕立てるという逆転の発想で、ネコらしい顔の表情を作っていました。
また、予科生が11人と多く入隊したのは、中国トラックのCMの影響もあるかもしれません。しかし、今、この映像をYouTubeで見ることができないのが残念です。毎年このCMというわけにもいかないでしょうが、中国トラックさんは、この映像をホームページに公開してほしいと思っています。
ところで、合唱におけるマスク着用は、どうあるべきかということについて、この秋の合唱コンクールや学校における文化祭において、マスコミもこの問題について執筆しています。
非常にデリケートな問題であると共に、その時期のコロナの感染状況によっても左右される問題ですが、文化庁は、「マスクを必ずしてくださいとは通知していない」という一種の逃げの姿勢を感じますし、鑑賞する立場だけからすれば、マスク着用はない方が合唱を楽しめるというのが正直な想いですが。
Nコン「マスク姿の合唱」に違和感続出 NHK「文科省ガイドラインなど踏まえた」...文化庁「認識古いのでは」2022/10/4(火) J-CASTニュース
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/92baba93eb55458288d09089d743869538cb129f?page=1
文化祭で「合唱」どうする マスクで実施、音読劇に変更…頭悩ます教育現場
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/ed35294b97139cdc91c9fae68bd963c5f12b0ea1
合唱でマスク必要?国の見解は 2年前には「原則着用」だったが… 朝日新聞社 2022/10/27
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/9bc2b5a1e372fa1655c37044510a801f59c246cd
映画『ドクターTの5000本の指』単独のDVDは、日本では発売されていませんが、最近著作権の切れた古い映画10枚セット1800円+税が数多く発売されている『テンプルの愛国者』の中に、含まれています。(コスミックDVDコスミックディブィディ〈ファミリー名作映画コレクション〉)
後年、バートの歌唱の吹き替えをしたトニー・ブターラ(後年ボーカルグループ ザ・レターメンのリードシンガー)が、この映画について語っています。顔の可愛いトミー・レティグと歌声の美しいトニー・ブターラを合体させていることろが、この映画の歌における特色ではないでしょうか。そういう意味で、映画内での吹き替えということは、よくみられる手法と言えます。ウィーン少年合唱団を描いた映画も、主人公たちのソロの部分などは当然吹き替えで、もしかしたら、合唱部分も子役は歌っているふりで撮影して、後から録音を入れた吹き替えだったと考えられます。
レターメン 「ミスターロンリー」
ttps://www.youtube.com/watch?v=s0al7nEkEvE(最初にhを入れて鑑賞してください。)
「テンプル」と言ってもご存じのない方が多くなってきたかもしれませんが、シャーリー・テンプル(1928~2014)は、1930年代のアメリカを象徴する少女スター俳優であり、後年には外交官を務めた名士です。私が、シャーリー・テンプルを知ったのは小学生の時に、昭和36(1961)年と昭和38(1963)年にNHKで『おとぎの国』シリーズとして、司会者をしていたので、母から「テンプルちゃんは、大人になっても活躍している。」という言葉を聞いたことがきっかけです。
シャーリー・テンプルは、22歳で引退し、結婚・子育てを経て8年ぶりにカムバックした番組。実生活でも3人の子を持つシャリーが進行役となり、シャーリーや彼女の子供たちも出演。本で読んだアンデルセンやグリムの童話がドラマ化されて視覚的に見られるのは当時たいへん魅力的でした。
シャーリー・テンプルの代表作は、『テンプルちゃんの小公女』(日本語字幕付)ではないでしょうか。この時代としては珍しいカラー映画です。
ttps://www.youtube.com/watch?v=RdO5jjKAAjY(最初にhを入れて鑑賞してください。)
映画“Let's Sing Again”は、『ボビーの初舞台』(1936)という題名で、翌年日本公開(していることがわかりましたので、映画のコーナー等を一部修正しています。
フレーベル少年合唱団 今週の歌は、「雪の街」です。YouTubeにリンクしています。