久しぶりに「吹き替えの比較」
イタリア映画『鉄道員』は、あまりにも有名なので、何度もテレビ放映されていますが、日本語吹き替えも、3通りあります。ここでは、サンドロ役の内海敏彦と鈴木一輝を採り上げています。鈴木一輝(かずてる)は、子役として1980年代に、主に声優として活動しました。先月下旬に内海敏彦が吹き替えた『鉄道員』のBRとDVDが発売されたので、以前ビデオに録画していた鈴木一輝と比較しました。
併せて、「少年声優」のコーナーで、熊谷俊輝について加筆しています。
内海敏彦の写真は、どういうわけか帽子をかぶったものがほとんどで、INDEXページのような帽子をかぶっていない写真はかえって珍しいです。一方、鈴木一輝(かずてる)は、子役で、声優以外でも活躍していたようですが、写真は不明です。最近、映画『るろうに剣心』などに出演して活躍している鈴木一輝(かずき)とは別人です。
先週、映画『ドクターTの5000本の指』の主人公の少年バート・コリンズ(トミー・レティグ)の歌声の吹き替えをしたトニー・ブターラは、1951年からミッチェル少年合唱団で歌い、映画でいろいろと活躍したようです。後年、この映画の吹き替えについて語っています。アメリカ映画において活躍した(ロバート・)ミッチェル少年合唱団の出演した映画を研究する必要が出てきました。
二代目コロムビア・ローズが歌う「長い一本道」にバックコーラスとして、コロムビア少年合唱隊(上高田少年合唱団の選抜)が歌っていますので、YouTubeにリンクしています。
また、一時期消えていた ノアム・カニエルの「愛のセシール」が復活しているので、YouTubeにリンクしています。
小林佑玖が、変声期に伴い、出演中の『キンキーブーツ』大阪公演を降板することとなりました。最近、ミュージカル少年俳優が次々と登場していますが、当然のこととはいえ、いつかはこういう日が来ると思います。しばらく休養して新しい声で再び舞台に立つ日を期待しています。小林佑玖のボーイ・ソプラノの歌声は、何枚かのCDに刻まれています。とりわけ、「君をのせて」~『天空の城ラピュタ』は、素晴らしい出来栄えでした。多くの人がTwitterに励ましのメッセージを送っています。少年時代にそれだけの業績を残したこと自体素晴らしいことです。「日本のソリスト」を加筆しています。
「世界のソリスト」にも掲載している元アイドル歌手のアーロン・カーターが、11月5日アメリカ カリフォルニア州の自宅で死亡しているのが発見されました。34歳でした。「世界のソリスト」に加筆しています。ご冥福をお祈りいたします。
先々週、YouTube等の映像によって匿名の少年の独唱を鑑賞できることについて書きましたが、おそらく、保護者が、変声前の声を残しておこうと録画され、YouTubeにアップしたものと考えられます。数年前の歌声ですから、今では皆さん変声期を迎えられていると思います。
匿名である以上、鑑賞することはあっても、ホームページに勝手な名前を付けてリンクしたりしません。
ttps://www.youtube.com/channel/UCaUd4epQ2LO2JcMYsgB4aXA(最初にhを入れてください。)
ttps://www.youtube.com/channel/UCF3NGk8aq-ec9xvSaOm3x-g
ttps://www.youtube.com/channel/UC6wStSks-EHQGbQOfKK0gmQ
フレーベル少年合唱団 今週の歌は、「シドロアンドモドロ」です。YouTubeにリンクしています。