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スレッドNo.260

20世紀のウィーン少年合唱団の歌声

 ウィーン少年合唱団の指導者として、ハンス・ラコビッチは1950年代から1960年代にかけて活動していました。また、ゲオルク・ブレンは1980年代から1990年代にかけて指導者を務めていました。
 その頃は、団員もオーストリアを中心に、一部旧オーストリア帝国の地域やドイツ語の話せる少年も入団していました。また、1950年代から1960年代は、歌声も高めで14歳までボーイ・ソプラノを維持できる団員が多かったのですが、次第に変声期が前傾化してきました。これは世界的な傾向です。
 シュトラウス一家のワルツでも、1950年代は優雅な感じがしますが、21世紀になると全体的にスピードアップしており、ポルカ化しているように感じることもあります。これも時代の流れでしょうか。

ラコビッチ指揮
『リボンの三重奏』(Bandel Terzett モーツァルト)


『羊飼いのおとめ』(La Pastorella シューベルト)

『セレナーデ』 (Ständchen シューベルト)


ブレン指揮
『南国のバラ』(Rosen aus dem Süden シュトラウスⅡ)

『天体の音楽』(Sphärenklänge ヨーゼフ・シュトラウス)

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