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スレッドNo.285

アニメソングの変化

 1970年代になると、アニメは、少年少女より少し大人びた年の主人公が登場する作品や、幅広い世代にウケるギャグアニメが増えました。例えば、『巨人の星』の主題歌「ゆけゆけ飛雄馬」は、アトムに影響を受けた作品の一つで、視聴者の心に響いた名曲となりましたが、歌っているのは男声合唱で、曲想は、どういうわけか軍歌調です。それは、他のスポーツ根性ものの作品にも、影響しています。そのような関係もあって、アニメソングは、次第に少年合唱で歌われることが少なくなります。
 新世代のアニソン歌手(アニメソング歌手の略称)たちも昭和後期から平成以降に登場しており、ささきいさお、子門真人、水木一郎、堀江美都子、大杉久美子 などと並んで、彼らもアニソンの歴史を刻んでいます。なお、少年少女合唱団ですが、杉並児童合唱団や少年少女合唱団みずうみは、アニメの主題歌も多く歌っています。このように、アニメソングは時代とともに進化し、今も私たちの心に楽しみや感動を届けています。
昭和43(1968)年
「わんぱく探偵団のうた」(「少年探偵団」の節 上高田少年合唱団) 1968年 


「進めマイティ.ジャック・MJの歌」(上高田少年合唱団・フールサンズ合唱団) 1968年 


(参考)
昭和43(1968)年
巨人の星 OP 「行け行け飛雄馬」(アンサンブルボッカ) 

海のトリトン 「GO!GO! トリトン」 (ヒデ・夕木)  

タイガーマスク「エンディングテーマ」 (新田洋=森本英世) 

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