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スレッドNo.31

変声前と変声後の歌声の比較コーナーを新設

 「ボーイ・ソプラノと変声期」のコーナーは、新しい研究情報が入らないと、最近は、個人の声の変容を紹介するだけになっていますので、変声前と変声後の歌声の比較コーナーを新設します。
 先ず、第1弾は、ペーター・シュライアーです。この分野は、海外の事例が多いのですが、変声前と変声後の表に基づいて、ジャンルはクラシックに限定します。

 ジェイミー・レッドファーンをポップス歌手として紹介しましたが、歌の基礎もしっかりしていますし、ボーイ・ソプラノとしてもかなり長期にわたって、活躍しています。世界的にボーイ・ソプラノの独唱者を紹介しているYouTubeチャンネルのBoySopranolover2でも、boy sopranoとboy singerの区別は、かなりあいまいであると感じる時もあります。例えば、Joseph McManners(ジョセフ・マクマナーズ)は、boy sopranoと紹介されていますが、私は、最初boy sopranoとして紹介しましたが、後年、boy singerに移行しました。なお、「クラシカルクロスオーバー」という言葉があるように、この二つには、重なりもあるように思います。先月ご紹介したデニス・チメレンスキーは、本来クラシックを学びながら、ポップスの系統の歌も歌っています。
ジェイミー・レッドファーン「ジーン」    


ジェイミー・レッドファーン「虹のかなたに」 

ジェイミー・レッドファーン「星に願いを」  


来春来日予定のウィーン少年合唱団は、12月17日にNHK BSプレミアムで放送された『ヨーロッパ街角中継』では、ハイドンコアのようです。ハイドンコアのカペルマイスター(指導者)は、平成30(2018)年にも来日されたジミー・チャン先生のようですが、メンバーは、それから5年経つので全部入れ替わっていると思います。

ビクター少年合唱隊の「とんび」と「埴生の宿」は、LP『世界も歌を歌ってる』に収録されています。
とんび ビクター少年合唱隊   

埴生の宿 ビクター少年合唱隊  


フレーベル少年合唱団が歌った「おなかのへるうた」は、既に昨日掲示板に載せていますが、YouTubeのコーナーにも載せます。

さて、話題は変わりますが、日本では、昭和44(1969)~昭和60(1985)年の16年にわたって、『8時だョ!全員集合』という番組がありました。昭和47(1972)年にその1コーナーとして少年聖歌隊をモチーフにした音楽コント「少年少女合唱隊」が、放映されました。いかりや長介が神父の衣装で、他のメンバーやゲストは白い帽子にスモックを着用して歌っていました。主に歌うのは童謡ですが、どんどん脱線していくのが、その特徴とも言えます。このコーナーで一番有名なのは「東村山音頭」「ドリフの早口言葉」や「カラスの勝手でしょ」です。この番組は、放映当時は、PTA等から低俗番組と批判されることもありましたが、このような音楽コントが受け容れられた社会的背景には、当時、児童合唱が盛んで人気のある音楽ジャンルであったことが挙げられます。そのような意味では、コマーシャル等いろいろな形で、少年合唱がマスコミに採り上げられることは、よい側面もあります。

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