新しい動きをどう観るか?
京都市少年合唱団第127回演奏会のレポートをお送りします。マスクをした演奏であり、「みやこ光」(男子部)の復活はまだありませんでしたが、このような時期における合唱のコンサートとして素晴らしいものであったと思います。その理由は、レポートに詳細を書いておりますが、「知っている曲と知らない曲のバランスのよさ」や「合唱曲にあった振り付け」も、挙げられます。
その後、昨年のクリスマス公演で、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊の女子聖歌隊の演奏が行われました。ただし、ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2023のような男女合同の混声合唱等ではなかったようです。これをどう観るかですね。ここでは、あえてレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊男子の昨年の演奏からお送りします。
"Vom Himmel hoch" 「空の上から」- Ausschnitt aus dem Weihnachtskonzert 2022 der Regensburger Domspatzen.
また、暁星学園の昨年行われた最新情報が入りました、やっぱりマスク演奏ですね。しかし、演奏の質は素晴らしいです。
「喜びは平和のうちに」(暁星学園 小学校聖歌隊・中高合唱部) ※東京教区優秀作品
以前この掲示板でご紹介したボーイソプラノ奏やん♪が、一人二重唱で「しあわせ運べるように」をYouTubeチャンネルにアップしました。情愛あふれるよい歌に仕上がっています。なお、奏やんは、神戸市在住の少年です。(これは自ら発信しているので書いてもよいでしょう。)この歌は、阪神淡路大震災が起きた平成7(1995)年に当時神戸市の小学校教師 臼井真先生(現 神戸親和女子大学)の作詞・作曲で創唱され、今も被災地だけではなく全国各地で歌い継がれている曲です。ボーイズ・エコー・宝塚のある宝塚市も阪神淡路大震災の被災地であり、それ以来、定期演奏会で歌い続け、第二の団歌と言われるほどでした。
「しあわせ運べるように」【ボーイソプラノ奏やん♪】
臼井真先生の定年退職直前の指導の様子が関西テレビや読売テレビで放映され、今でも視聴することができます。阪神淡路大震災から28年。1月17日が近づいてきます。