ホセ・カレーラスの歌声の変化
1946年12月5日に、スペインのカタルーニャ州バルセロナ生まれたホセ・カレーラスは、幼いころから音楽的才能を現し、8歳でスペイン国立放送に出演、『女心の歌』(ヴェルディ)を歌って初めての公開の演奏を行いました。この録音は、「オペラ界の不死鳥」(白血病を克服した)という自伝ビデオ等で聴くことができます。その後も、80歳近い現在まで歌い続けています。声は、年を重ねると衰えますが、それぞれの年齢でできることを追及する生き方が素晴らしいと思います。
変声前(7歳) ヴェルディ「風の中の羽のように」
変声後(26歳?)ヴェルディ「風の中の羽のように」
ヴェルディ 歌劇『仮面舞踏会』より(スカラ座 29歳?)
プッチーニ「星は光りぬ」(47歳?)
ディ・カプア「オー・ソレ・ミオ」 (76歳?)