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スレッドNo.92

北九州少年合唱隊第34回定期演奏会を観て

 北九州少年合唱隊第34回定期演奏会は、定期演奏会としては4年ぶり。特にミュージカルは久しぶりなので、現在いるメンバーで可能な演目は何かを考えた上で決定したプログラムだったように思います。上級生の自覚が下級生にも伝わって、期待を大きく上回る成果となって現れました。困難の中で頑張る隊員にエールを送りたいと思って、蛇足気味の長文を書きました。会場に、将来隊員になってくれそうな学年の少年がどれだけいたかはわかりませんが、これは明るい兆しだと思います。
『星の王子様』は、昭和53(1978)年に放映されたアニメ『星の王子様』の主題歌が忘れられません。フレーベル少年合唱団の鈴木賢三郎が独唱しましたが、日本のボーイ・ソプラノ史上、5本の指に入るような名演です。




 一方、古い映像ではありますが、「みんなのうた」を20年後によみがえらせたビッグマンモスは、プロ精神に満ちた少年たちであったと言えます。
「クラリネットをこわしちゃた・ホルディリディア」ビッグマンモス  


 先週公開した「26 日本昔話とそれをもとにした童謡」を読んで、これまでにも、「月寒の少年」を共同研究したノースエンド氏より「日本昔話」をもとにした唱歌には、2通りあるものがあるという参考資料を送っていただきました。
童謡と唱歌は、現在ではひとくくりにして紹介されることが多いですが、厳密には、文部省が「唱歌」という教科で指導するために選ばれた曲が「唱歌」であり、広義には子ども向けの歌、または子どもが歌う歌 狭義には日本において大正時代後期以降、子どもに歌われることを目的に作られた詩に作曲された曲が「童謡」です。そこで、童謡と唱歌を区別し、関連資料として、「26 日本昔話とそれをもとにした唱歌」の後に、記載させていただきます。

 日本のソリストは、比嘉一稀、平賀 晴、平賀 照、奏やん、宮澤伶輔、小暮航ノ介、松浦歩夢、涌澤昊生の8名を最新資料をもとに加筆します。

先日ご紹介した広島少年合唱隊パネル展 10月17~26日午前9時半~午後10時(26日は午後5時まで 広島市まちづくり市民交流プラザ )についての朝日新聞の記事が10月15日に掲載されました。
また、10月17日には、TBSや中国放送では、映像付きで公開されています。ネットでも視聴可能です。約1分半ぐらいですが、歴史的な映像も見ることができます。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/783515?display=1

少年合唱団(隊)にとって、制服はなぜ重要なのですか?大切なのは音楽ではないでしょうか? という問いに答えることは、少年合唱にとって本質的なことなので、これから、さらに研究を進めていきたいと思います。

昨年度の「童謡・子どもの歌コンクール」第2次予選の録画は、少し前より「は行」の名前の少年の歌に入りました。晴山叶は、かなり大きな動きを入れながらも、歌がそれによって崩れることはなく、そのような面で感心しました。声量のコントロールが上手だなあと感心します。翌日に続きます。
晴山 叶力 「あのね、のねずみは」

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