コンサートレポート2本をアップするのは、初めての試みです。
今週は、4日に、牛田智大&成田達輝 ドラマティック・コンチェルト!~ラフマニノフ&ブラームス 生誕メモリアル、5日に広島少年合唱隊第64回定期演奏会を鑑賞してきましたので、忘れないうちにコンサートレポートをします。
牛田智大のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、4年前に聴いていたので、ぜひとも2番も聴きたいと思っていました。ピアノソロの演奏とピアノコンチェルトの演奏では、聴きどころが違います。(「YouTubeで見る」をクリックしてください。)
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 牛田智大(2019)
広島少年合唱隊第64回定期演奏会は、隊長が広島少年合唱隊OBで声楽家の三木貴徳先生に代わったことで、合唱としての声の豊かさが飛躍的に高まりました。特に内声部(アルト・テノール)のボリュームが豊かになって、少年合唱を含む混声合唱を聴いたという気持ちになりました。これは、マスクがとれたからという問題ではありません。
三木貴徳先生は、YouTubeチャンネルをもっておいでですから、まず、その歌声に接してみてください。本格的なオペラやリートから、親しみやすい曲までいろいろ歌われています。この歌を聴いて「三木先生の指導を受けたい。」という広島市とその近隣に住む少年たちが入隊してくれることを期待しています。なお、私もチャンネル登録しています。
なお、この日歌われた「誰も寝てはならぬ」(カラオケ)と「オー・ソレ・ミオ」(リサイタル)は、視聴することができます。アクセス数が一番多いのは、シューベルトの「魔王」ですが、迫力があるのは、レオンカバッロのオペラ『道化師』のフィナーレです。
広島少年合唱隊の最新の歌声をお届けしたいのですが、これは、近い将来広島少年合唱隊のホームページに映像が公開されることを期待しています。なお、広島少年合唱隊が出演する中国トラックのCMは、広島では流れているようです。いろんなバージョンがあるみたいです。
10月に、まだ記載していない日本の合唱団をお知らせくださいという問いかけに対して、宇都宮少年合唱隊をご紹介いただきました。これは、少年合唱団から少年少女合唱団に移行した例となります。これで、37団体が判明しました。ほかにもございましたらお知らせください。
偶然ですが、「宇都宮」という名前つながりの愛媛県出身の宇都宮聖も、変声期を経て、「ぼくはドーナツ」を歌っています。感性豊かな歌心は変わっていません。
宇都宮聖 「ぼくはドーナツ」