結婚式面白エピソード2
披露宴が始まる前に新郎新婦が親に感謝の気持ちを伝える時間があったのよ。
家族だけで過ごす静粛な時間ということで、両家それぞれ別な部屋へ案内されたのよね。
案内されたお部屋は四畳半もないような畳の狭いお部屋で、引き戸ををガラガラと開けると紋付き袴の息子が緋毛氈の上に座って待ち構え、私と旦那はその前に座り、息子が感謝の言葉を述べるらしいんだけどさ・・
お嫁さんなら「今まで育てていただいて・・・」みたいな決まり文句を言えば様になるんだろうけどね。
息子だよ。なんか三人で笑っちゃってさ。結婚式の時にも感謝の言葉は言ってもらったしね。
これは昔からの儀式の一つらしいけど、今の時代にどうなのよ。
一応挨拶してみるか・・と言って、三人でうやうやしく挨拶してみたけど・・・お辞儀する時頭がぶつかりそう。
でもね、私はちゃんと一言いいましたよ。「自分たちの技量をよく見極め、それに合った生活をしていくように」って。
どう? 母としては上等な言葉じゃない?
古い建物に見合った、古い儀式を重んじている会場でさ、次回は三々九度編でーす。
クーさん、聖子ちゃんのコンサートとは幅広いねぇ。
沢聖っていいかも。
みんな大好き浜省! 私ですら浜省の曲は結構知っているもの。