評ですね。11月25日〜28日ご投稿分
お待たせしてます。
「癇癪」理蝶さん
理蝶さん、こんにちは。お待たせしました。
作品拝見させていただきました。
タイトルがとてもよかったです。
ぴったりだと思いました。
読みながら「そんなの放っておいてよ!」って言いたくなるけど
あ!癇癪だったもんねと納得したりしたんです。
こういった生臭い気持ちというのは表には出さないけれど、
心に持っている方って多いんじゃないのかしら。
もちろん大小の差はあるけれど、言いたいけれど飲み込むものが
やっぱりあると思います。
自分の思いを包み隠さず率直に書かれる一方で、
いろいろなものに反映されて描かれた部分もいいですね。
次回も楽しみにしています。
「狂人の夢」U.さん
U.さん、こんにちは。
しっかり推敲されて書かれたようですね。
構成がくっきりと、真ん中に頑丈な柱が立っているような
そんな展開になりました。
細かいことを少しだけ。
狂っちまったに続く、失ってしまったママですが、
ここだけ口調が変わるんです。わざとなのかしら。
少し違和感を感じました。
その後、っちまったが連続していくので、ここだけ変えたのかな?
とはいえ、ちょっとだけ、重なり過ぎているような気もします。
この連はあと一息もふた息も見直してみてくださいね。
ママも多出し過ぎているかなという気もします。
それ以外のところはとてもよく書けていますね。
佳作一歩手前です。
「石蕗の季」荻座利守さん
荻座さん、お待たせしました。こんにちは。
ふと目にする花に寄せる気持ちってとてもよくわかります。
その姿の清廉さに身を正す思いというのでしょうか、
これは憧れの人に対するより、さらに手の届かないような
そんな形のもののような気がしますね。
石蕗の黄色い花と艶やかな葉をうつしながらの
作品となりました。とてもすてきに描かれているのですが
佳作一歩手前です。
実は取り立てて直したいところはないのですが、
もう一つ、読んでいる方の共感を強めていくためには
光と影、そのコントラストがあるといいように思います。
石蕗の悲しみや寂しさの部分を膨らませてみるのが
いいかなもしれませんね。
石蕗について私も調べる機会になりました。
花言葉は「謙虚」そして食べることもできるんですね。
荻座さん、いつもすてきな作品をありがとうございます。
「パーサーカー」ふわり座さん
ふわり座さん、こんにちは。お待たせしました。
実はわたし、パーサーカーを知らなくて、なんだろう?
どんな車なんだろう?ブルトーザーみたいなやつなのかな?
とかとぼけたことを考えておりました。
一応、調べたんです。北欧神話に出てくる戦士なのですね。
元々「怒り狂う」という言葉がもとになっているということで
作品の内容と一致して深く頷きました。
そしてこれはすっごくすてきな作品になりましたね。
推敲は必要ですが、内容として佳作です。
佳作、だけど、推敲してくださいって矛盾しているのですが、
これから先、ふわり座さんが詩人として進んでいく中で、
何度でも推敲していくうちに、代表作となるのではないでしょうか。
散文的に作られるのがいいかなと思うのですが、それでも、
ぜひ声に出して読んでみて、直してみてくださいね。
細かく指摘するより、声に出していく方が早い気がします。
ふわり座さん、次回も楽しみにしています。
終わりに::::
師走も十日を過ぎて、いよいよ年の瀬ですね。
みなさま、お忙しいと思いますが、良い一年の締めくくりになりますように。
日本に帰国しております。日本はあったかいです!