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編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

「もう」と「まだ」  じじいじじい

こうえんであそんでいると
ミーンミーン あっちもこっちもセミのこえ
もう9がつなのに セミがげんきなんだ

ゆうごはんをたべていると
リーンリーン おにわからスズムシのこえ
まだ9がつなのに スズムシがげんきなんだ

セミがないたり スズムシがないたり
なつなの? あきなの? どっちなの?


わたしたちがなつ?あき?どっち?
わからないあついひばかりでまようから
ムシたちもまよっているとおもうんだ

たいようのイタズラなのかな?
9がつなんだから あきにしてよっていいたい
ひるはセミ よるはスズムシ
なんだかへんなきせつだな

編集・削除(未編集)

愛の詩集  相野零次

凡人が書く詩なんて書きたくない。
どうしてみえやしないライバルがこんなにいるのかなあ。
世界のパズルを読み解くような詩が書きたくて暴走する。
みんなみんなクラッシュさせながら走って、僕は死ぬ。 

死んでも当然のように生き返って、
世界の終わりの地平線をながめる。
もう一度あの空へ帰って確かめよう。
僕は雲を突き抜けスカイ・ダイビングした。

今度は美しく生きよう。
いろんな人と繋がりながら。
絆を生きる糧てしながら。
そして世界の全てを繋げる詩を書きたい。
I LOVE YOU。

編集・削除(編集済: 2026年09月05日 14:00)

島 秀生さま 評のお礼です  相野零次

島 秀生さま 評ありがとうございます。
細かいところまでご指摘ありがとうございます。
長い詩になればなるほど細かいところが矛盾してきます。
今後もご指導お願いします。

編集・削除(未編集)

歴詩奇譚「仇討ちの雪夜」前編  三浦志郎

   神奈川県鎌倉市鶴ケ岡八幡宮。参道石段脇の樹齢千年とも言われる大銀杏が倒れたのは
   平成二十二年(2010年)三月十日早朝。強風だった。今も私の記憶に残っている。

*               *               *               *

(大銀杏)
我ながら随分と長いこと立っていたのです
いろいろありました いろいろ見てきました
嬉しいこと 悲しいこと
とりわけ
驚き悲しんだことを ひとつ 
お話し申し上げましょう
大雪の夜 鎌倉幕府
三代将軍 源実朝様が右大臣に宣下されました
その儀式です なんと喜ばしいことでしょう
ただ 気がかりなことがありました
亡き源頼家公のご子息・公暁様が僧の身ながら鎧姿で
私の身体にぴったりと御身を寄せておられます
しかも刀を抜いて身構えておられるではありませんか!
どなたを害するかはすぐにわかりました
恐くなりました でも私はただの木です 
お止めすることなど とてもできません
あとは 言いようのない惨劇 でございました


(公暁)
さねともぉぉ~!
親のかたきは かく討つぞ!
成仏せい~!
(!! ……!!……)
してやったり!
八幡大菩薩もご照覧あれ!
右大臣・源実朝をば討ち取ったり!
我は八幡宮別当阿闍梨公暁なるぞ!

*               *               *               *

   年表などには こうある。

   「建保七年(1219年)一月二十七日。
   鶴ケ岡八幡宮にて鎌倉幕府三代将軍源実朝 甥の公暁に殺害される」

   この事件、謎が多い。それだけに後世、黒幕についての推理的な論考も多い。
   現在は公暁単独犯行説が歴史界の主流のようだ。 これは私にとっては各論、証拠不充分
   での消去法の結果のようなものだ。”結局、真相は謎“の同義語にも思えてくる。
   ところで、本作は詩であり読物なので、少し俗説や推理も加えたい、たとえば、こんな風にー。


公暁の犯行動機
その立場において無理はない
北条義時と源実朝は
彼の父・源頼家(二代将軍)の仇
将軍としては実朝より公暁の方が正統
仇討と自己の将軍就任
彼の中ではごく自然な念願である

ここである人物が公暁の前に現れる
執権・北条義時に次ぐ有力御家人・三浦義村
彼は公暁の乳母夫(めのとぶ)
養育から政治的補佐までする立場にある

(よろしいか お父上殺害を指図したのは北条義時ですぞ
嫡流を無視して実朝様を将軍にしたのも義時でござる
そのこと ゆめ お忘れなきよう)

事実である
ただ常日頃 義村は吹き込み
感情に訴え
公暁に刷り込んでいたことだろう
魂胆があったらしい

*               *               *               *

源実朝右大臣就任儀式
その数日前
三浦義村が呼ばれた
公暁 実朝殺害の秘事を義村に明かす

(さてこそ! 心得ました 
公暁様ご自身がお決めになられたこと
どうぞ ご存分になされませ 
我らもそれに従い動くでありましょう
ただひと言申し上げる
実朝様もさることながら
真の仇は執権・義時にござるぞ
その者こそ 構えて討ち漏らさぬよう
お心得くださいますように)


さねともぉぉ~!
親のかたきは かく討つぞ!
成仏せい~!
(!! ……!!……)
してやったり!
八幡大菩薩もご照覧あれ!
右大臣・源実朝をば討ち取ったり!
我は八幡宮別当阿闍梨公暁なるぞ!

*               *               *               *

   雪の日に血。
   ただ実朝一人を討ったとて、すぐに将軍になれるかは別問題。
   世と政(まつりごと)はそうたやすくはない。そこに公暁の甘さと錯覚がある。
   公暁は返す刀で、側にいた太刀持ちの北条義時も殺害した!
   ―のはずだったが、義時は直前、俄かに体調不良を訴え、急遽、源仲章と役目を交代した。
   結果、公暁に討たれたのは源仲章。義時生存、義時生存。その運の強さ!
   (あるいは何ごとかを察知していたのか?)

   話は、少し過去に遡る。*長尾新六定景という武士がいる。武勇の士だが、以前、平家に属していたので、
   身は貧窮していた。見かねた義時が三浦家仕官を援助してやったことがあった。従って今は三浦家臣だが、
   定景、その恩を忘れずに義時にある報せを持って来た。


「長尾新六殿が参られ お目通りを願っておりまする」
「はて 新六?あの三浦に行った者か 通すがよい」
「お久しゅうござりまする その節は誠にありがとうございました」
「久しゅうある  して 今日は何用じゃ?」
「秘事にござる ちとお耳をー」
「構わぬ 近う寄れ」
(来る実朝公右大臣就任儀式の日に公暁殿が
実朝様と殿を亡き者にしようという動きがござる
ぜひとも 身辺 ご注意を 他言はご無用に願いたし)
(このこと 三浦は知っておるのか?)
(それは……う~ それがしの口からは申せませぬ なにとぞ お察しを……)
(ふぅむ わざわざ それを報せに か 誠に大儀 新六 おぬしの厚意忘れぬぞ)


               (つづく)

************************************************

後編は三浦評担当区間内にて掲載。

編集・削除(未編集)

雨・遠景  河辺いすみ

雨に濡れ
髪は小川になる
うつむいた額を雨垂れが伝う 重さのままに

雨粒は集まる
薄い瞼で目を閉じる
滑り込む水から 自分自身を守るために

落ちた雨粒が 短い睫毛に触れる
揺り起こそうとふるえ
あきらめたのか よそに落ちる

きみはいる
細い腕で膝を寄せて
水を被った 白く高い屋上で

痩せた肩に曇天が沈む
背には水が滴る
水煙の向こう 遠い街の方角から
明日の雨雲が迫る

それでも あの街を見下ろそうと
幼く茶色の瞳を細めている

 (よりよく見たい
  けれど薄闇に呑まれていたいような)

半ば霧に覆われ
なお夕焼けにある街で
古い屋根が琥珀色の陽を放つ
硝子窓が雨後にきらめいている

やわらかな両手に抱かれる街
砕け散る光 ひとつひとつに
過去と未来に 目を合わせている

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当たり前だった夏  石川ぼうず

「過酷な労働環境及び待遇に抗議します」
確かにそう言って扇風機は動かなくなった

しばらくすると部屋の中は高温多湿
扇風機がないだけでこうも違うのか
僕は扇風機のご機嫌を取るため謝った

なんだかんだ理由をつけ掃除を後回しにしたこと
無理やり首の向きを変えたこと
毎回、足でスイッチを押したこと
使わないシーズンは邪魔もの扱いしたこと

思い返せばひどい仕打ちの数々
僕は扇風機に対する態度に心から反省した
それでも扇風機は黙ったまま

考えてみると小さなころから一緒に夏を過ごしてきた

やることが無い時、指で羽を止めて遊んだ
回る羽に向かって「あー」と話しかけた

そうだった
夏の間、ずっと僕を見守り遊んでくれた
それをクーラーばかりに感謝して
動かなくなって初めて大切さに気付く

「きれいに掃除をしよう」
持ち運ぼうとしたとき……
コンセントが抜けていることに気づいた

「この野郎! コンセントだったのか」

扇風機を蹴っ飛ばした

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始業式  May

お盆を過ぎると夏が古びていく
2、3日抵抗するように日差しが強くなっても
お盆を過ぎた海にはクラゲがうじゃうじゃ混み合って
子供の頃は面白がって網でつついた
夕暮れが早くなり
金木犀が香り始める
始業式は
日焼けした顔が揃い
友達と会えた
それでも夏休みより
自由が奪われた感覚が勝つ
セピア色の一日

編集・削除(未編集)

青島江里様 訂正のお願い  aristotles200

青島江里様
拙作「一つ」

・最後から2連目の前に ✳ を入れ

・最後から2連目の、人 → 人たち 

上記、訂正しています。
宜しくお願いします。

編集・削除(未編集)

島秀生さん 評のお礼です  光山登

「同じ時間の中で」を詳細に分析していただきありがとうございます

群れのなかにいても、抜け出しても、どちらにしても不満は残るということを描きたかったのですが、もう少し別の描き方のほうがよかったかもしれません

おまけということですが、秀作という評価をいただけて嬉しく思います

編集・削除(編集済: 2026年09月01日 16:44)

あしたはどっちだ?  三津山破依

〇めだか

ベランダに置いたポリバケツに
西陽があたる。
沸騰をさせないように、
たまにうちわで扇いであげる。

 もう夏だから

ホテイアオイに卵を産みつけ、
孵化した稚魚に食らいつく。

 青春だなあ

オレンジ色の太陽が大きくなる。
一息ついて、うちわで涼む。
蚊取り線香の煙がゆらゆら揺れる。
私はあしたをさがす。


〇流れる雲を数えに

美術館へ行きましょう。
美しい絵画を愛でに。
コンサート会場へ行きましょう。
流れる旋律に身を委ねに。
博物館へ行きましょう。
知的好奇心を深めに。

図書館へ行きましょう。
背表紙を眺めに。
動物園へ行きましょう。
親子連れに溜め息を。
映画館に行ったなら、
闇の中で目を瞑る。

校庭へは行きたくない。
独りぼっちでしゃがみ込む。
屋上へ行くしかない。
ゆるりと流れる雲を数えに。

編集・削除(編集済: 2026年09月01日 10:30)
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