大晦 秋冬
目を閉じ
心を開く
と
違う景色が広がる
心を閉じ
目を開く
と
いつもの景色が広がる
違う景色が本物で
いつもの景色が偽物なのか
いつもの景色が現実で
違う景色が幻想なのか
ときどき
分からなくなって
逃げ出したくなる
独り
震える
冬の朝に
眠れず
浴びる
陽の光に
絶望と
希望が
入り
混じる
今日は
投函する
ことのない
年賀状を
書く
年々
増える
住所のない
人たちへ
言葉を紡ぐ
墓参り
明日に
なれば
年が明ける
らしい
目を閉じ
心を開く
と
違う景色が広がる
心を閉じ
目を開く
と
いつもの景色が広がる
違う景色が本物で
いつもの景色が偽物なのか
いつもの景色が現実で
違う景色が幻想なのか
ときどき
分からなくなって
逃げ出したくなる
独り
震える
冬の朝に
眠れず
浴びる
陽の光に
絶望と
希望が
入り
混じる
今日は
投函する
ことのない
年賀状を
書く
年々
増える
住所のない
人たちへ
言葉を紡ぐ
墓参り
明日に
なれば
年が明ける
らしい