わたしはゆめをみる
しあわせのかたちをみつけたら
はるになるだろう
かなしいあきは
おわって
しものふるふゆになるだろう
ゆきがふるだろう
さむいだろう
それでもひとははたらくだろう
そしてあたたかくなるだろう
はるになるだろう
はながさくだろう
かぜがわくだろう
みなみのかぜだろう
そしたら
しあわせがくる
みんなしあわせになる
せんかのこどもたちは
なみだをふく
わたしとあなたは
てをとる
そしてきれいにおどる
そしたらしあわせは
あしたも
つづくだろう
えいえんにつづくだろう
つぎのなみだが
ぬぐわれるまで
つづくだろう
わたしは
ゆめをみる
きぎのあいだを
あるきながら
ゆめをみる
たのしいゆめをみる
はるのゆめをみる
それはあしただろう
けっしてとおい
みらいでは
ないだろう