初夏の廂 藤代望
太陽光線の音がする
弾けている
眦から視界いっぱいに
バブルのような具合だ
夏だ
僕もそうしよう
サイダーで喉を鳴らした
甘くて爽やかなそれが風とともに
ワンポイントのTシャツをさらっていった
汗がタオルを重くしていく
葉脈が廂をつくると
川縁に居場所ができた
僕の居場所でもあって
他の誰かの居場所でもある
今日は夏がそこにいた
そこに 飛び込みたくなった
太陽光線の音がする
弾けている
眦から視界いっぱいに
バブルのような具合だ
夏だ
僕もそうしよう
サイダーで喉を鳴らした
甘くて爽やかなそれが風とともに
ワンポイントのTシャツをさらっていった
汗がタオルを重くしていく
葉脈が廂をつくると
川縁に居場所ができた
僕の居場所でもあって
他の誰かの居場所でもある
今日は夏がそこにいた
そこに 飛び込みたくなった