夜を越える ゆーた
夜を越える
何度も夜を越えた わたしたち
「明日は光が射すだろうか」
わかっていても 首を振る
「寝て、起きたら」
きっとまだ 夢のなかだろう
起きてしまったら 陽にあたってしまったら
気づいてしまう
まだ消えない
背中の傷が 明日の憂いが
記憶の果て ここに置いていこう
降りしきる願いは 叶いはしないと
わかっていても
雲雀≪ひばり≫の羽根
夜を越え
朝焼けに消える
夜を越える
何度も夜を越えた わたしたち
「明日は光が射すだろうか」
わかっていても 首を振る
「寝て、起きたら」
きっとまだ 夢のなかだろう
起きてしまったら 陽にあたってしまったら
気づいてしまう
まだ消えない
背中の傷が 明日の憂いが
記憶の果て ここに置いていこう
降りしきる願いは 叶いはしないと
わかっていても
雲雀≪ひばり≫の羽根
夜を越え
朝焼けに消える