MENU
524,442

スレッドNo.1642

佇む風の先に  朔音


時々ハッと思う事がある

嗚呼、アタシは一人だ

これが孤独というものかと

孤独は何処から湧いてきたのだろう
ほんの一瞬、気を抜いたその時
感じるのだろうか

まるで草原に一人佇んでいるような

風がさっと吹き抜けていく

すると周りにも佇んでいる人々が
誰もアタシにきづかない

アタシも何故だか声をかけようとする気になれず

そしらぬふりしてまた佇む
これが孤独なのか

孤独を嚙みしめると
不安や寂しさが押し寄せる

急に孤独が怖くなった

風よふけ また佇む人にあわせてくれ
こんどは声をかけてみたい
願いはとどかないまま 孤独におびえる

でもアタシは知っているじゃないか
佇む人を 皆一人で佇んでる

孤独はいつでもどこにでもそこにいて
それでも風が吹く時をまちながら
皆佇むものなのか

さぁ孤独を楽しもう

孤独が悪いわけじゃない
何をしようかな?
見つめる先は自分

佇んでる自分、一人じゃない

存在してる

大地を踏みしめ風を感じ

なんだ怖くもなんともない

皆そうしてるんだから

たまには孤独と自分を感じ

また、賑やかな町並みに戻り
それでも自分を忘れさらない様に

その為に
また、風の吹く草原にたってみよう

今度は不安で話しかけたい誰かがいたら

大地を踏みしめ風を感じ自分をみつめて

そういう風にみせれたらいいな

編集・削除(編集済: 2023年02月23日 22:28)

ロケットBBS

Page Top