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スレッドNo.1721

朝を待つ 香月

いつ明けないと知れない夜を
嘆けどすぐには明けぬもの。
明けぬ夜空の星々を
飽くまで見るもまた一興。
眩い朝の訪れを
待たずに発つもまた一興。
立ち込めた雲に覆われて
標の見えぬ日もあろう
しらしらと降り落つ月光が
不吉に染まる日もあろう
いつ明けないと知れない夜も
陽がまた昇れば 明けるもの。
明けてしまえば光の中は
別の孤独が待ちよろう
いつ明けないと知れない夜を
忘れて眠れよ希望を胸に

いつか訪れるその日まで。

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