朝を待つ 香月
いつ明けないと知れない夜を
嘆けどすぐには明けぬもの。
明けぬ夜空の星々を
飽くまで見るもまた一興。
眩い朝の訪れを
待たずに発つもまた一興。
立ち込めた雲に覆われて
標の見えぬ日もあろう
しらしらと降り落つ月光が
不吉に染まる日もあろう
いつ明けないと知れない夜も
陽がまた昇れば 明けるもの。
明けてしまえば光の中は
別の孤独が待ちよろう
いつ明けないと知れない夜を
忘れて眠れよ希望を胸に
いつか訪れるその日まで。
いつ明けないと知れない夜を
嘆けどすぐには明けぬもの。
明けぬ夜空の星々を
飽くまで見るもまた一興。
眩い朝の訪れを
待たずに発つもまた一興。
立ち込めた雲に覆われて
標の見えぬ日もあろう
しらしらと降り落つ月光が
不吉に染まる日もあろう
いつ明けないと知れない夜も
陽がまた昇れば 明けるもの。
明けてしまえば光の中は
別の孤独が待ちよろう
いつ明けないと知れない夜を
忘れて眠れよ希望を胸に
いつか訪れるその日まで。