愛情 埼玉のさっちゃん
愛する心を深く深く閉じ込め
いつもと変わらない街並みを
貴方が待っている場所へ
身体は正直者で
はやる気持ち抑えながら横断歩道を渡る
渡りきると
満面の笑みで私を迎えてくれた
そして
頭を優しくポンポンと叩いてくれる
この優しくて何気ない時間が愛おしく感じる
春の陽気に誘われて愛を育みたくなる
一緒に住んでいるのに待ち合わせをすると
出逢った頃のように新鮮に感じる
なかなか口に出さない
愛しているの言葉を何度も何度も言いたくなる
隣に居るのが貴方でよかったと思える
素直になれる午後の日だまりの中で