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スレッドNo.1954

君と君を愛する全ての人にそして奪おうとする人に   晶子

最後の時に
助けてと君が言えたのは
誰かが助けてくれると
君が信じられたから
信じさせてくれる誰かがいたから

君が最後までお家に向かおうと歩けたのは
どんな君でも抱きしめてくれる人が待っているから

自分が本当に求めているものに気付かないまま奪おうとする者が
虚しい瞳のままでいるのは
奪おうとした途端に
それは与えてくれた人のところに帰るから
奪おうとする彼らはそれを知ることも触れることも出来ないから

君を愛して
君が愛した人たちは
何年何十年かかっても
生きていれば
明るい陽の中
いつか微笑むことが出来るようになる
きっと
それは
君の愛によく似た明るい陽の光が
君の愛は今も
奪われることも消えることもなく
ここにあることを教えてくれているから

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この詩は、22年前のある事件のことを思いながら書きました。関係者ではありません。関係者でもない私がこのような詩を書くのは、関係者に対して非礼なこと、又、自分の経験ではないものを書くということは詩作としてよろしくないことなのかがわかりません。ご教示いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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