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スレッドNo.2043

詩人と永遠

青い空から
透明な雨が降り
ひとびとの額を
濡らしてゆく

陽に焼けた
アスファルトの道に
黒いしみをつくり
夏の思い出は終わる

永遠を夢見た詩人は
永遠が終わった後も
自分は こうして
佇むのだと 知る

子供が「雨だ」と
母親に告げたとき
詩人は もう一度
永遠を
夢見る

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