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スレッドNo.2095

島様、三浦様、評をありがとうございました。  妻咲邦香

島秀生様、「手を洗おう」に評をいただきありがとうございました。様式と言いますかリズムで押し切ったのはその通りで正直に白状します。架空の童謡を意識してました。ただ、そうすることで現実にありそうでなさそうな雰囲気を出せないか、とも思ってました。
想定した状況としては限りなく恋愛に近いものでもありますが、恋愛詩と言い切ってしまう寸前では止めておきたいなという思いがありました。読み手の人の人生に乗り入れというか、リンクさせたいと思っていたので。ただ主人公の像をもっとはっきりさせても良かったような気もします。島様の言われる動作に呼応する情感部分というのがおそらくそれに相当するのかなと思います。
この段階での秀作は勿体ない気もしますがありがとうございました。またよろしくお願いいたします。


三浦志郎様、「櫃」に評をいただきありがとうございました。
そうです。おひつの「ひつ」で間違いないです。
後半のトーンが違っているのは実は少し意識してまして、起伏の激しい流れから急になだらかな場所に出て一度ブレーキをかけたかったのでした。急流滑りのような感じですね。上手く行ったかどうかは別として。
三浦様の感じていることはよくわかります。私が詩を書く時に最も大切にしていることは、何を伝えたいか、ではなく、何を届けたいか、です。詩はあくまで脇役であり、どれだけそのことを自覚し、また悔しんだり苦しんだり出来るか、にかかってるような気がするのです。なので決して私の中で線を引いてしまってるわけではないのですが、読み手の納得するものではなく呼び起こすものを書きたいという気持ちがあり、そこからでしか詩を引っ張って来れないのです。難しいところですが。
お気を遣わせてしまい申し訳ありません。ありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします。

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