ソウル 鯖詰缶太郎
僕は
あの曲が嫌いだ
あのロックスターですら
満足出来ないと歌っているだなんて
この世が
地獄だと
言っているようなものじゃないか
ぞっとしてしまうじゃないか
人間なんて
ララーラーララララーラー
である事は
明白だし
とんとんとーん
とんとんとーん
と、
釘を打ってやりたい野郎がいるのも
自明だ
でも
生きているって言ってやりたい朝もある
東へ西へ
チェーン展開している
必ず川沿いにあるカフェがある
朝
その店を訪れると
たまに
いらっしゃいませの代わりに
フリーダム!
と言われる事がある
チャンスだ、兄弟
お前のソウルを歌ってやれ
アイラブユーと叫んでも
めっちゃすっきゃねんと叫んでも
ソウルがあればなんでも出来る!
ワン、ツー、スリー
騙されたと思って
一度、行ってみようぜ
ホットドッグくらいは奢ってやるさ