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スレッドNo.2353

燕  freeBard

枯れた大地に影を落として南へ向かう旅鳥
水面の安らぎ 大空の青色を
胸にしまい込んで行ってしまうんだね
冬も間近な夕暮れの空を

もう二度とこの地へ降り立つことはないのだろう
おまえの影が真っ赤に燃え上がる空に霞む

その姿がやがて真っ黒な夜を連れてきても
赮い空と黒い影が瞳の奥に焼き付いたまま

消えてしまうなよ 離れていくなよ
いつかまたおまえに逢いたいと願う
終わりのない旅路の何処かできっと
果てしなく遠い約束を

静かな夜に月明かりの下で一粒落とした涙
とても綺麗でとても儚くて
僕の胸の扉 強く叩くから
こんなにも濡れてしまったよ 泪

もう二度とこの地へ降り立つことはないのだろう
おまえの影が真っ赤に燃え上がる空に霞む

その姿がやがて真っ黒な夜を連れてきても
赮い空と黒い影が瞳の奥に焼き付いたまま

忘れやしないよ 真っ赤な想い出
きっとまたおまえに逢える日が来る
終わりのない旅路のどこかでそっと
果てしなく遠い約束を

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