穏やかな朝 凰木さな
迷路みたいな世界で
いちいち壁にぶつからないと
右にも左にも行けないような私が
こうしてまだ穏やかな朝を過ごせるのも
絶え間なく流れ込む
到底知り得ないエネルギーの
計らいなのでしょうか
窓から見える淡い雲と
遠くで鳴く蝉の声を聞いていると
そう思えてきます
迷路みたいな世界で
いちいち壁にぶつからないと
右にも左にも行けないような私が
こうしてまだ穏やかな朝を過ごせるのも
絶え間なく流れ込む
到底知り得ないエネルギーの
計らいなのでしょうか
窓から見える淡い雲と
遠くで鳴く蝉の声を聞いていると
そう思えてきます