遠路 凰木さな
いつになったら
理解するのだろう
歎いたところで
どうしようもないことを
水玉風船を壁にぶつけるように
自分の苛立ちを書きなぐったものが
水玉風船が壁に当たって弾けるように
体中に毒素となって巡っている
解毒されないまま
いずれ海馬に到達し
脳を蝕むだろう
シャクシャクと
病魔が私を食べている音が
時々はっきりと聞こえる
いつになったら
理解するのだろう
どこにも存在しないのなら
どうしようもないことを
いつになったら
理解するのだろう
歎いたところで
どうしようもないことを
水玉風船を壁にぶつけるように
自分の苛立ちを書きなぐったものが
水玉風船が壁に当たって弾けるように
体中に毒素となって巡っている
解毒されないまま
いずれ海馬に到達し
脳を蝕むだろう
シャクシャクと
病魔が私を食べている音が
時々はっきりと聞こえる
いつになったら
理解するのだろう
どこにも存在しないのなら
どうしようもないことを