お月様 ふわり座
夏祭りの夜空に浮かんだ月が
とても涼しげに輝いていた
なんだか僕まで少しだけ涼しくなるよ
子供の頃から好きだったお月様
三日月 半月 満月
いつでも僕のこと暖かく見守ってくれていた
昼間でもうっすらと見える
なんだか少し恥ずかしげに
それでも確かにそこにあるんだ
今夜も世界を照らすために
今日は少し気分がすぐれない
でもこんな時も月を見上げれば
気持ちがすぅーっと晴れていくよ
大丈夫 明日があるさと言われているようで
季節は繰り返す ゆっくり通り過ぎていく
それでも月は変わらずに星たちと戯れている
雪がちらつく冬の夜空にもやっぱり月は光ってる
少しだけ暖かく感じるよ
優しい月明かりに照らされて
いったい君はいつから空で微笑み続けているの?
泣きたくなることはないのかな
もしもあるなら僕は君から目をそらさずに
暖かく見つめ続けるよ
いつも照らしてくれてる御礼だと思ってよ
君を優しく包み込むなんて
大それたことは出来ないけど
笑顔でありがとうなら言えるよ
胸の奥にしまい込んだ想いを伝えたい
なんて言えばいいかな
夢は心の支えになる
そして自分自身が目を背けない限り
目指すべきものはそこにあり続ける
夢から現実を引き剥がしてしまいそうな時も
君は優しい光で繋ぎ止めてくれる
ねえ お月様
どうしたら君のようになれるかな
どうか僕よ like a shiningmoon